グロインペイン症候群

グロインペイン症候群とは

グロインペイン症候群とは、股関節の付け根（鼠径部）周辺に生じる痛みや不快感の総称です。「グロイン」は英語で鼠径部を意味し、この部分の筋肉や腱、関節に様々な原因で炎症や損傷が起こることで痛みが発生します。

特にサッカーやランニングなど激しい運動を行う方に多く見られ、キック動作や方向転換時に痛みが強くなる特徴があります。単一の病気ではなく、複数の要因が絡み合って起こる症状群として理解されています。

グロインペイン症候群を放置すると、初期の運動時のみの痛みが徐々に悪化し、日常生活でも常に痛みを感じるようになります。炎症が慢性化すると、歩行時の痛み、階段昇降の困難、朝起きる際の強いこわばりが現れます。

最悪の場合、痛みのある股関節をかばうことで膝や足首、腰部にも二次的な痛みが広がり、全身のバランスが崩れてしまいます。筋力低下や関節可動域の制限が進行し、長期間のスポーツ休止が必要となったり、競技復帰が困難になる可能性があります。また、慢性的な痛みによる精神的ストレスも増大し、日常生活の質が著しく低下する恐れがあります。

リラクゼーション的なマッサージではグロインペイン症候群が根本的に改善することは難しく、繰り返す痛みや慢性的にグロインペイン症候群の自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

グロインペイン症候群の原因

開院以来、当院にはグロインペイン症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、グロインペイン症候群の原因はひとつではないということです。

グロインペイン症候群の原因として次のものが挙げられます。

グロインペイン症候群はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、股関節周囲の筋肉・腱の炎症や関節の可動域減少、筋膜の緊張などが発生し、グロインペイン症候群が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。グロインペイン症候群でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

グロインペイン症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

安静とアイシング

長期間の安静は筋力低下を招き、復帰時により大きな負担がかかる可能性があります。根本的な原因解決にはならないことが多いです。

薬物療法

対症療法であり根本治療ではなく、長期使用による副作用や依存のリスクがあります。薬の効果が切れると痛みが再発しやすいです。

理学療法

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院と自己管理が必要です。指導者の技術レベルにより効果に差が生じることがあります。

注射療法

一時的な効果に留まることが多く、繰り返し注射が必要になる場合があります。感染リスクや注射部位の組織損傷の可能性もあります。

手術療法

身体への侵襲が大きく、術後の回復に長期間を要します。完全な機能回復が保証されず、合併症のリスクも伴います。

グロインペイン症候群を改善するために

当院では、グロインペイン症候群の根本的な改善を目指すために、まず5種類の独自検査で不調の原因を徹底的に特定します。物理学理論と筋膜理論を軸とした独自の評価法により、あなただけの症状の本当の原因を見つけ出します。

単に痛みのある部位だけを治療するのではなく、なぜそこに負担がかかるのかを詳しく分析し、根本原因から改善していくアプローチを行います。痛みを繰り返さない身体づくりが私たちの目標です。

当院の超ソフトな施術は、患者さんに負担をかけることなく確実な変化を実感していただけます。多くの方が「こんなにソフトなのに、なぜこんなに楽になるの？」と驚かれる施術を、ぜひ一度体験してください。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が最後まで担当するため、常に高いレベルの治療を受けることができます。30年以上の臨床経験に裏打ちされた確かな技術で、グロインペイン症候群の根本改善を実現します。

5種類の独自検査により、重心の左右差、回旋動作の分析、関節可動域、神経検査等を詳しく調べ、不調の原因を正確に特定します。検査なしになんとなく施術をスタートすることはありません。

完全予約制のため待ち時間もなく、女性スタッフもいるので安心です。駐車場も4台完備しており、運転の苦手な方でもゆっくり駐車していただけます。清潔な院内で、心も体もリラックスできる環境をご用意しています。

グロインペイン症候群のQ＆A

グロインペイン症候群は自然に治りますか？

軽度であれば適切な安静で改善することもありますが、多くは専門的な治療が必要です。放置すると慢性化しやすいため、早期の適切な対処が重要になります。

グロインペイン症候群の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢しての運動継続、過度なストレッチ、自己判断での治療は避けてください。適切な診断なしに症状を悪化させる可能性があるためです。

どのくらいの期間で回復できますか？

症状の程度により異なりますが、適切な治療により数週間から数ヶ月での改善が期待できます。早期治療により回復期間は大幅に短縮されます。

運動はいつから再開できますか？

痛みが軽減し股関節の可動域と筋力が回復してから段階的に再開します。専門家の指導のもと個人の状況に応じた判断が重要です。

手術以外の治療法はありますか？

物理学理論と筋膜理論に基づいた独自の評価・治療法により、手術を回避しながら根本的な改善を図ることが可能です。

痛みの原因を詳しく知りたいのですが？

筋力バランス、柔軟性、体幹安定性など複数の要因を総合的に評価し、あなた固有の原因を特定して説明いたします。

何科を受診すればよいでしょうか？

まずは整形外科での診断をお勧めしますが、根本的な改善には筋膜や動作分析に精通した専門治療院での治療が効果的です。

日常生活で気をつけることはありますか？

急激な動作を避け、股関節周囲の筋肉を温める習慣をつけることが大切です。正しい姿勢と動作パターンの習得も重要です。

再発を防ぐ方法はありますか？

根本原因である筋力バランスや動作パターンを改善し、定期的なメンテナンスを継続することで再発リスクを大幅に軽減できます。

完治は可能でしょうか？

適切な治療により完治は十分可能です。ただし症状の程度や治療開始時期により回復速度は異なるため、早期の専門治療が重要です。

グロインペイン症候群で悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体とグロインペイン症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

グロインペイン症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。