
院長:小瀬お気軽にご相談ください!

院長:小瀬お気軽にご相談ください!
こんにちは、高山で接骨院をしている小瀬です。朝晩の空気がひんやりして、思わず首をすくめる季節になりましたね。
最近、頭の後ろのほうがズーンと重い、ズキズキして仕事に集中できない、そんなことはありませんか。
じつは、後頭部の頭痛で相談に来られる方は、私と同じ40代から50代前後の世代にとても多いのです。
「もしかして怖い病気かも」と不安になりますよね。この記事では、原因の見分け方から受診の目安、今日からできる整え方までをお話しします。



後頭部の痛みは我慢しがちですが、まずは危険なサインがないかを一緒に確認していきましょう
後頭部が痛むとき、多くの場合は筋肉のこわばり、神経への刺激、血管の拡張のどれかが関わっています。どれも珍しいものではありません。まずは代表的な三つのタイプを知って、ご自身の痛み方と照らし合わせてみてくださいね。
いちばん多いのが、頭を締めつけられるような鈍い痛みが出る緊張型頭痛です。ヘルメットをかぶっているような重さ、と表現される方もいます。
デスクワークやスマホで頭が前に出ると、首の付け根にある後頭下筋群という小さな筋肉が、ずっと頭を支え続けることになります。
頭の重さは約5キロ、ボウリングの球ほどあるといわれます。そりゃあ疲れますよね。
ドクンドクンと脈に合わせて痛み、光や音が気になるときは、片頭痛のことがあります。首の筋肉の緊張が引き金になる方も少なくありません。
髪をとかしただけで頭皮にピリッと響く、首を動かすと刺すように痛い。そんなときは後頭神経痛が疑われます。頭の付け根を通る神経が、硬くなった筋肉や筋膜に挟まれて起こることがあります。
ここは大切なので先にお伝えします。後頭部の痛みには、くも膜下出血や椎骨動脈解離のように一刻を争う病気が隠れていることがあります。整体や接骨院より先に、迷わず医療機関へ向かってください。
一つでも当てはまるなら、いつもと違う突然の強い痛みは、迷わず救急や脳神経外科へという合言葉を思い出してください。
逆に、夕方になると重くなる、肩こりと一緒に出る、同じ姿勢で悪化するといった場合は、筋肉や筋膜が関わっている可能性が高くなります。
ここからは、私の治療の軸になっている筋膜のお話です。筋膜とは筋肉を包む薄い膜のことで、背中から首、そして頭皮までひと続きにつながっています。だから痛む場所だけを揉んでも戻りやすいのです。実はここが落とし穴です。
開業したころの私は、痛い場所だけを丁寧に治療していました。ところが、しばらくするとぶり返す患者さんが後を絶たなかったのです。
そこで物理学の考え方を学び直しました。体を一つの構造物として見ると、骨盤の傾きや背中の丸まりが、首と頭に余計な負担をかけているのが見えてきます。
だから後頭部の痛みも、首だけでなく背中や骨盤のバランスまで確認することが大切だと考えています。
| 痛み方 | 考えられるタイプ | 見分けの目安 |
|---|---|---|
| 締めつけられる鈍い痛み | 緊張型頭痛 | 肩こりを伴い、夕方に悪化する |
| ズキズキ脈打つ痛み | 片頭痛 | 光や音が気になり、吐き気が出ることも |
| ピリッと電気が走る痛み | 後頭神経痛 | 頭皮に触れたり首を動かしたりすると痛い |
| 突然の激しい痛み | 危険な頭痛の可能性 | すぐに救急や医療機関へ |
あくまで目安ですので、判断に迷うときは遠慮なく専門家に相談してくださいね。
痛みが落ち着いているときに、ぜひ試してほしい簡単なセルフケアをご紹介します。どれも道具はいりませんし、一分ほどで終わるものを三つに絞りました。ただし、痛みが強い日や吐き気があるときは無理をせず、休むことを優先してください。
電子レンジで温めた蒸しタオルを、首の付け根に5分ほど当てます。血の巡りがよくなり、こわばりがゆるみやすくなります。
ただし、ズキズキ脈打つ片頭痛のときは、冷やしたほうが楽な場合もあります。
壁に背中をつけて立ち、あごを軽く引いて後頭部を壁に近づけます。10秒キープして、ゆっくり戻しましょう。力まず、呼吸は止めないでくださいね。
画面を目の高さに近づけるだけで、首への負担はぐっと減ります。肘をお腹につけて持つと、自然と高さが上がりますよ。
それから、強く揉んだりボキボキ鳴らしたりしないことも覚えておいてください。かえって筋肉が守ろうと固くなり、逆効果になることがあります。
当院では、いきなり施術を始めることはしません。まず5種類の検査で、重心の左右差や関節の動き、神経の働きなどを確かめ、痛みの原因を一緒に探していきます。原因が分かると、気持ちもずいぶん軽くなるものです。急がず進めますね。
施術は超ソフトなタッチで、痛みはありません。首に不安がある方でも安心していただけます。
ただし、初めての強い痛みの場合は、先に病院で画像検査を受けておくと安心です。そのうえで筋肉や筋膜が関わっているなら、私の出番です。
痛みが数日続く、何度も繰り返す、痛み止めの効きが悪くなってきたという方は、ひとりで抱え込まず早めにご相談ください。
おかげさまで、高山市内だけでなく50キロ以上離れた地区から通ってくださる方もいらっしゃいます。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。最後に、いちばん伝えたいことをお話しします。後頭部の痛みは、危険なサインを見逃さないことと、原因を丁寧に探ることが何より大切だと心から思っています。
多くは筋肉や筋膜のこわばりですが、まれに命に関わるものもあります。だからこそ、迷ったら動いてほしいのです。
つらい痛みを我慢して、笑顔が減ってしまうのはもったいないですよね。私でよければいつでも話を聞きますから、一人で悩まないでくださいね。お待ちしています。
頭の付け根の神経の痛みについては、後頭神経痛の症状別ページで詳しくご案内しています。