
院長:小瀬お気軽にご相談ください!

院長:小瀬お気軽にご相談ください!
こんばんは。夜はくたくたなのに眠れず、朝になっても疲れが抜けない。そんな毎日を、無理してやり過ごしていませんか。
頭痛やめまい、肩こり、胃腸の不調まで重なると、「自分の体はいったいどうなっているのだろう」と不安になりますよね。
こうした不調が続く方は、自律神経失調症という言葉を一度は調べたことがあるかもしれません。



検査で異常がないと言われても、つらさまで消えるわけではありません。まずは今の体の声を一緒に整理していきましょう


自律神経は、呼吸や心拍、血圧、体温、胃腸の働きなどを、私たちが意識しなくても調整してくれている大切な仕組みです。
日中に体を動かしたり緊張したりするときは交感神経が働き、眠る前や休むときには副交感神経が働きます。この切り替えがうまくいくことで、心も体も毎日を保てています。
ところが、仕事の責任、人間関係、家族のこと、睡眠不足、生活時間の乱れなどが重なると、休むべきときにも体が緊張したままになることがあります。
すると、ひとつの場所だけでは説明しにくい不調が、あちこちに現れます。疲れているのに眠れない、食欲がないのに胃が重い、何でもない場面で動悸がする。そんな状態です。
不調は気のせいではなく、体が無理を続けていることを知らせる大切なサインです
高山のように季節ごとの寒暖差が大きい地域では、気温や気圧の変化が重なり、いつもより体調の波を感じる方もいらっしゃいます。忙しさだけを原因と決めつけず、生活全体を見直すことが大切です。
自律神経の不調は人によって現れ方が違います。そのため、周囲には分かってもらいにくく、「これくらいで休んではいけない」と一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。
特に、家事や仕事、地域の役目などを優先し、自分のことを後回しにしてきた年代の方ほど、気づかないうちに疲れをため込みやすいものです。次のような変化が重なっていないか、ゆっくり振り返ってみてください。
ひとつだけなら疲れのせいと思うかもしれません。しかし、いくつもの症状が続き、仕事や家事、趣味にまで影響が出ているなら、体を立て直す時間が必要です。
「休めばいい」と分かっていても、簡単には休めないですよね。だからこそ、今のつらさを我慢の基準にせず、生活に支障が出始めた時点で相談先を考えていただきたいのです。
不調の原因を自律神経だけと決めつけることはできません。症状の背景には、心臓、脳、血液、甲状腺、耳、消化器などの病気が隠れている場合もあります。
胸の強い痛みや圧迫感、片側の手足の動かしにくさ、ろれつが回らない、突然の激しい頭痛、意識が遠のくような症状があるときは、様子を見ずに救急相談や医療機関への連絡を優先してください。
また、動悸、息切れ、めまい、急な体重変化、強い気分の落ち込みなどが続くときも、まずは内科などで体の病気がないか確認することが安心につながります。
検査で大きな異常が見つからないことと、つらい症状を我慢すべきことは別の話です
必要に応じて内科、循環器内科、婦人科、耳鼻科、心療内科や精神科などにつなげてもらえます。受診時は、いつから症状があるか、どんなときに悪化するか、睡眠や食事の状態をメモしておくと伝えやすくなります。
体調を取り戻すために、特別なことを急に始める必要はありません。むしろ、頑張り過ぎている方ほど、できることを一度に増やさないほうが続きます。
朝は起きたらカーテンを開け、光を浴びて体に一日の始まりを知らせてください。朝食を完璧に食べようと気負わず、温かい飲み物や少量の食事から始めてもかまいません。
夜は就寝直前までスマートフォンを見続けるよりも、照明を少し落とし、首や肩をゆっくり動かして、体に休む準備をさせる時間をつくりましょう。
運動も、つらい時期に無理な筋トレや長距離の運動を行う必要はありません。天気や体調を見ながら短時間歩く、軽く体を伸ばすといった程度でも、固まりやすい体にはよいきっかけになります。
食事では、空腹を我慢した反動で一度に食べ過ぎないことも大切です。水分をこまめに取り、食事の時間を大きく乱さないようにするだけでも、毎日のリズムを見直しやすくなります。
そして何より、「今日はここまででいい」と自分に許可を出すことです。責任感が強い人ほど難しいことですが、休むことは怠けることではありません。
気持ちの負担や生活リズムだけでなく、首や肩の強い緊張、姿勢のくせ、体を支えるバランスの偏りが、毎日の疲れやすさに関わっていることもあります。
私は中学、高校時代に空手と陸上に打ち込み、腰を痛めて治療院に通った経験があります。思うように動けない悔しさと、適切に体をみてもらうことで競技を続けられた喜びは、今でも忘れられません。
開業した当初は、痛みのある場所を中心に対応していました。しかし、同じ痛みを繰り返す患者さんを前にして、症状の場所だけを見るのでは足りないと考えるようになりました。
そこで、体全体の使い方や重心、関節の動き、筋膜のつながりなどを丁寧に確認し、一人ひとりの状態に合わせて施術を考えることを大切にしてきました。
当院では、問診で日常生活や過去のけがも伺い、体の動きやバランスを確認したうえで、負担の少ないやさしい施術を行います。強い刺激が苦手な方も、遠慮なくお伝えください。
大切なのは、不調を一つの原因だけで判断せず、今の体と暮らしを丁寧に見直すことです
なお、当院で行う施術は医療機関での診断や治療に代わるものではありません。すでに通院中の方やお薬を服用中の方は、自己判断で中断せず、主治医の先生の指示を大切にしてください。
「何度も説明しているのに分かってもらえない」「検査では問題がないと言われたけれど、毎日がつらい」。そんな思いを抱えたままでは、心も体も休まりません。
不調には波があります。少し楽な日に無理をして、また動けなくなることもありますから、良くなったり悪くなったりを繰り返していても、自分を責めないでください。
私は、痛みや不調のために笑顔を失っている方が、少しでも自分らしい日常を取り戻せるようお手伝いしたいと考えています。
自律神経失調症のような不調は、我慢だけで乗り切ろうとせず、必要な医療機関に相談しながら、体の状態も整えていくことが大切です。一人で悩まず、いつでも気軽にご相談ください。

