坐骨神経痛

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは、人体最大の神経である坐骨神経が何らかの原因で血流の障害や圧迫されることによって、お尻から足にかけて痛みやしびれが続く状態を指します。

坐骨神経は太さがボールペン程度、長さが約1メートルもある太い神経で、腰からお尻を通り足先まで続いています。この神経が圧迫や血流が低下することで、運動や感覚に関わる神経伝達が妨げられ、痛みやしびれといった不快な症状が現れます。

特に40代以降の年齢層での発症率が高く、デスクワークが増えた現代社会では、若年層での発症も増加傾向にあります。男女比では、やや女性に多い傾向がありますが、職業や生活習慣によって大きく左右されます。

坐骨神経痛を放置すると、初期には軽いシビレや痛みだったものが徐々に悪化していきます。症状の進行で長期的な神経の圧迫により、神経自体にダメージが蓄積し、回復が難しくなっていきます。

最悪の場合、手術が必要な状態まで進行したり、永続的な神経障害が残ったりする可能性もあります。

リラクゼーション的なマッサージでは坐骨神経痛が根本的に改善することは難しく、繰り返す痛みや慢性的に坐骨神経痛の自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

坐骨神経痛の原因

開院以来、当院には坐骨神経痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、坐骨神経痛の原因はひとつではないということです。

坐骨神経痛の原因として次のものが挙げられます。

坐骨神経痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、お尻の深部にある筋肉が硬くなったり肥大したりすることで、その下を通る坐骨神経を圧迫したり、血流障害を起こす状態です。長時間の座位姿勢や運動不足、姿勢の悪さなどが原因となることが多く、特にデスクワーカーや長距離ドライバーに見られます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。坐骨神経痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

坐骨神経痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用により胃腸障害や肝・腎機能低下などの副作用リスクがあります。また、根本的な原因を解消するわけではないため、症状の一時的な緩和にとどまることが多いです。依存性のある薬剤は長期使用に注意が必要です。

運動療法・理学療法

即効性がなく、効果が現れるまでに時間を要します。また、不適切な運動は症状を悪化させるリスクがあり、個人で行う場合は正しい方法を習得する必要があります。

継続的な実施が不可欠なため、患者の意欲と時間的余裕が求められます。

坐骨神経痛を改善するために

まずはあなたの坐骨神経痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は常に身体全体を俯瞰し、坐骨神経痛に至った原因がどこにあるのかを探ります。

臀部の筋緊張や股関節の動きが悪くても、患部だけに注目するのではなく、関連する筋膜や股関節、骨盤の動き、さらには背中や足の筋肉のアンバランスがないかをチェックしていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、痛みの原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で痛みが軽減するのかを確認し、今ある痛みの原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で坐骨神経痛が改善する理由

坐骨神経痛の改善には現在の身体全体の状態を把握することが最も重要です。外力で負傷した以外の痛みは日常生活動作の動きで作られているからです。身体を構成している骨、筋肉はほぼ左右対称のため、使えている筋肉、使えていない筋肉の差をなくすことで痛みの改善につながります。

当院では身体の変化や波を見逃すことがないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

身体のバランスの見極めをすることで治療箇所を明確にし、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。坐骨神経痛は専門家である当院にお任せください

坐骨神経痛のQ＆A

坐骨神経痛は自然に治りますか？

原因によります。椎間板ヘルニアが原因の場合、適切な休息や生活習慣の改善で自然吸収されることもありますが、脊柱管狭窄症など構造的な問題が原因の場合は、症状管理が中心となり完全な自然治癒は難しいことが多いです。いずれにせよ専門家の診断と指導を受けることが大切です。

坐骨神経痛の人がやってはいけないことは？

長時間の同じ姿勢（特に硬い椅子での座位）、無理な前かがみやねじり動作、重い物の持ち上げは避けるべきです。また、原因疾患によって禁忌動作が異なるため、専門家の指示に従うことが重要です。過度の安静も筋力低下を招くため注意が必要です。

手術以外で治療できる方法はありますか？

理学療法や運動療法、整体など手術以外にも選択肢があります。しかし日常生活が困難なほど神経症状がある場合は手術という選択肢も必要です。

坐骨神経痛の痛みを和らげる日常生活での工夫はありますか？

適切な姿勢の維持、長時間同じ姿勢を避ける、腰部サポーターの使用、体重管理、温熱パックの活用などが効果的です。座る椅子の選択や寝具の見直しも重要で、原因に応じた個別の対策も大切です。

坐骨神経痛で悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体と坐骨神経痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

坐骨神経痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

長年の坐骨神経痛