脇腹の痛み

脇腹の痛みとは

脇腹の痛みとは、胸部から腰部にかけての体の側面部分に生じる痛みの総称です。この部位には肋骨、筋肉、神経が位置しており、内臓では腎臓、膵臓、胆嚢、腸などが関係しています。

痛みの性質は鈍痛から鋭い痛みまで様々です。一時的なものから慢性的に続くものまで幅広く、日常生活に大きな影響を与えることがあります。

脇腹の痛みを放置すると、原因疾患によって深刻な合併症を引き起こす可能性があります。尿路結石が原因の場合は腎機能の低下や尿路感染症を招き、膵炎が原因の場合は重篤な全身状態の悪化につながることがあります。

筋膜や筋肉の問題が原因の場合でも、代償動作により他の部位に負担がかかります。腰痛や肩こりなどの二次的な問題を生じることも珍しくありません。

最悪の場合、生活の質が著しく低下し、仕事や日常生活に重大な支障をきたすことになります。適切な治療を受けずに我慢を続けることは、症状の悪化や長期化を招く危険性があるのです。

脇腹の痛みの原因

開院以来、当院には脇腹の痛みでお困りの方が数多く来院されています。これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、脇腹の痛みの原因はひとつではないということです。

脇腹の痛みの原因として次のものが挙げられます。

脇腹の痛みはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、筋肉・筋膜・皮膚の緊張や神経の刺激などが発生し、脇腹の痛みが発症します。それは人によって違い、単に湿布を貼ったり痛み止めを服用するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。脇腹の痛みでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

脇腹の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用による胃腸障害や肝機能への影響があり、根本的な原因解決にはなりません。また、効果に個人差があり、薬物依存のリスクもあります。

理学療法

改善まで時間がかかり、継続的な通院が必要です。患者の協力度により効果に差が出やすく、費用負担も継続的に発生します。

注射療法

効果が一時的で、繰り返し施行する必要があります。感染リスクや神経損傷のリスクがゼロではなく、根本治療ではありません。

手術療法

身体的負担が大きく、合併症のリスクがあります。入院期間や回復期間が長く、費用も高額になることが多いです。

脇腹の痛みを改善するために

まずはあなたの脇腹の痛みの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は常に身体全体を俯瞰し、脇腹の痛みの原因がどこにあるのかを探ります。脇腹部の筋緊張や肋骨の動きが悪くても、患部だけに注目するのではなく、関連する筋膜や胸椎の動き、さらには呼吸筋のバランスがないかをチェックしていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、痛みの原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で痛みが軽減するのかを確認し、今ある痛みの原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

脇腹の痛みのQ＆A

脇腹の痛みは自然に治りますか？

軽度の筋肉疲労による痛みは自然治癒することもありますが、根本原因が解決されていない場合は再発しやすく、慢性化するリスクがあるため、適切な治療を受けることをお勧めします。

脇腹の痛みの人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して無理な動作を続けることや、自己判断での湿布や薬の長期使用は避けるべきです。また、痛みの原因を特定せずに放置することも症状悪化につながります。

右と左の脇腹の痛みで原因は違うのですか？

はい、右脇腹は胆嚢や肝臓関連、左脇腹は膵臓や脾臓関連の問題が多く、それぞれ異なる評価と治療アプローチが必要です。筋膜の問題でも左右で原因パターンが異なることがあります。

何科を受診すればよいのかわからないのですが？

まずは内科で基本的な検査を受け、異常がなければ整形外科や当院のような治療院での筋膜アプローチを検討されることをお勧めします。症状により専門科への紹介も行います。

検査をしても異常がないと言われたのに痛みが続くのはなぜ？

画像検査では筋膜の微細な癒着や機能的な問題は発見しにくいためです。当院では物理学理論に基づいた独自の評価法で、検査では見つからない根本原因を特定しています。

脇腹の痛みは内臓の病気のサインでしょうか？

内臓疾患の可能性もありますが、多くは筋膜や筋肉の問題による関連痛です。まずは医学的検査で内臓に異常がないことを確認し、その後に筋膜治療を検討することが重要です。

ストレスが脇腹の痛みの原因になることはありますか？

はい、ストレスは筋肉の緊張を高め、自律神経のバランスを崩すことで筋膜の状態に影響し、脇腹の痛みを引き起こすことがあります。心身両面からのアプローチが効果的です。

運動をしても大丈夫でしょうか？

痛みの原因と程度によります。適切な評価なしに運動を続けると悪化する可能性があるため、まず根本原因を特定してから、個別の運動指導を受けることをお勧めします。

痛み止めはどのくらい飲んでも大丈夫ですか？

長期服用は胃腸障害や肝機能への影響があります。対症療法としては有効ですが、根本治療と並行して段階的に減薬していくことが理想的です。月単位の長期服用は避けるべきです。

脇腹の痛みが他の部位に広がることはありますか？

筋膜は全身でつながっているため、脇腹の問題が肩や腰に影響することがよくあります。早期に根本原因を解決することで、痛みの拡散を防ぐことができます。

脇腹の痛みで悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体と脇腹の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

脇腹の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。