背中の痛み

背中の痛みとは

背中の痛みとは、肩甲骨の間から腰の上部にかけての広い範囲で感じる不快感や痛みのことです。筋肉の緊張や疲労、姿勢の悪さから内臓疾患まで様々な原因により引き起こされ、鈍痛から鋭い痛みまで症状の程度も多岐にわたります。日常生活や仕事に大きな支障をきたすことが多い症状です。

背中の痛みを放置すると、痛みをかばう不自然な姿勢が定着し、猫背や反り腰などの姿勢不良が進行します。筋肉の硬直が進むと血流が悪化し、さらなる痛みの悪循環に陥ります。慢性化すると日常生活の質が著しく低下し、仕事や家事の効率が悪くなり、睡眠障害や集中力の低下を招きます。

最悪の場合、椎間板や関節の変形が進行し、神経圧迫による下肢のしびれや歩行困難といった深刻な症状に発展する可能性があります。

リラクゼーション的なマッサージでは背中の痛みが根本的に改善することは難しく、繰り返す痛みや慢性的に背中の痛みの自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

背中の痛みの原因

開院以来、当院には背中の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、背中の痛みの原因はひとつではないということです。

背中の痛みの原因として次のものが挙げられます。

背中の痛みは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記のように複数の原因が引き金となり、背中の筋肉の緊張や血流悪化が進行し、痛みや違和感を引き起こします。デスクワークや前かがみの作業により背中の筋肉が緊張し続け、血流が悪化して痛みが発生します。また、精神的なストレスが筋肉の緊張を引き起こし、特に肩甲骨周辺の痛みの原因となることも少なくありません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。背中の痛みは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

背中の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

湿布薬・外用薬

一時的な痛みの軽減効果はありますが、根本原因の解決にはならず、皮膚のかぶれなどの副作用が起こることがあります。

内服薬

胃腸障害や肝機能への影響などの副作用があり、長期使用により薬物依存や効果の減弱が生じる可能性があります。

理学療法・運動療法

効果が出るまでに時間がかかり、継続的な通院が必要で、間違った方法では症状が悪化することもあります。

注射療法

一時的な効果しか期待できず、感染や神経損傷のリスクがあり、根本的な改善には繋がりません。

画像検査

画像上の異常と実際の症状が必ずしも一致せず、原因が特定できない場合が多くあります。

背中の痛みを改善するために

まずはあなたの背中の痛みの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は常に身体全体を俯瞰し、背中の痛みの原因がどこにあるのかを探ります。

背中の筋緊張や肩甲骨の動きが悪くても、患部だけに注目するのではなく、関連する筋膜や胸椎、肋骨の動き、さらには首や腰部の筋肉のアンバランスがないかをチェックしていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、痛みの原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で痛みが軽減するのかを確認し、今ある痛みの原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

背中の痛みのQ＆A

背中の痛みは自然に治りますか？

軽度の筋肉疲労による背中の痛みは安静にしていれば自然治癒することもありますが、慢性化したものや姿勢不良が原因のものは適切な治療なしでは改善が困難です。

背中の痛みの人がやってはいけないことは？

長時間同じ姿勢を続けること、急激な動作や重い物の持ち上げ、痛みを我慢しての無理な運動は避けてください。また冷えや過度なストレスも症状を悪化させます。

背中の痛みと腰痛の違いは何ですか？

背中の痛みは主に肩甲骨間から胸椎部分の痛みで、腰痛は腰椎周辺の痛みです。原因や症状の現れ方、治療法にも違いがありますが、関連して起こることも多いです。

どのような姿勢で寝るのが良いですか？

横向きで膝を軽く曲げた姿勢や、仰向けで膝の下にクッションを入れる姿勢が背中への負担が少なくおすすめです。うつ伏せは背中を反らせるため避けてください。

マッサージは効果的ですか？

筋肉の緊張緩和には一定の効果がありますが、強すぎるマッサージは逆に炎症を起こすことがあります。適切な強度で行うことが重要で、根本的な姿勢改善も必要です。

運動はした方が良いですか、控えた方が良いですか？

急性期は安静が必要ですが、慢性的な痛みには適度な運動が効果的です。ただし痛みを伴わない範囲で行い、正しい方法で実施することが大切です。

ストレッチは痛い時でもやって良いですか？

強い痛みがある時は無理に行わず、痛みが軽減してから始めてください。ストレッチは気持ち良い程度の強度で、痛みを感じたら中止することが重要です。

温めるのと冷やすのどちらが良いですか？

急性の炎症がある場合は冷却、慢性的な筋肉の緊張には温熱療法が効果的です。ただし個人差があるため、どちらが楽になるかを試して判断することをお勧めします。

何科を受診すれば良いですか？

まずは整形外科を受診されることをお勧めします。内臓疾患が疑われる場合は内科、ストレス関連では心療内科も選択肢となりますが、まずは整形外科で原因を調べましょう。

手術が必要になることはありますか？

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの構造的な問題がある場合は手術が検討されることもありますが、多くの背中の痛みは保存的治療で改善が期待できます。

背中の痛みで悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体と背中の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

背中の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。