モートン病

モートン病とは

モートン病とは、足の指の付け根部分で神経が圧迫されることによって生じる神経障害です。特に中指と薬指の間の神経が腫れて厚くなり、歩行時や足に体重をかけた際に激しい痛みや痺れ、電気が走るような感覚を引き起こします。

「足趾間神経腫」とも呼ばれ、中年以降の女性に多く見られる疾患です。従来は欧米に多い疾患とされていましたが、日本の生活習慣の欧米化に伴い、国内での患者数が増加傾向にあります。

モートン病を放置すると、痛みやしびれが徐々に悪化し、日常生活に深刻な影響を与えます。初期の軽い違和感から始まり、歩行時の激痛、夜間の痛みによる睡眠障害へと進行します。

さらに悪化すると、神経が肥大して「モートン神経腫」という偽神経腫を形成してしまいます。この状態になると保存的治療では改善が困難となり、神経腫切除術などの外科手術が必要になる可能性があります。

日常生活では、好きな靴を履けなくなったり、長時間の歩行が困難になったりします。営業や立ち仕事に支障をきたし、趣味のジョギングやスポーツを諦めなければならない状況にも陥りかねません。リラクゼーション的なマッサージではモートン病が根本的に改善することは難しく、繰り返す痛みや慢性的にモートン病の自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

モートン病の原因

開院以来、当院にはモートン病でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、モートン病の原因はひとつではないということです。

モートン病の原因として次のものが挙げられます。

モートン病はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

これらの原因が引き金となり、足趾に行く神経の圧迫や足のアーチ構造の崩れなどが発生し、神経障害が発症します。それは人によって違い、単に神経の圧迫を取り除くだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人一人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。モートン病でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

モートン病への対応として、次のようなものが一般的です。

インソール療法

個人の足の形に合わせた調整が必要で、効果を実感するまで時間がかかる場合があります。根本的な原因解決には至らないことも多いです。

痛み止め注射

効果は一時的で数日から数週間程度しか持続せず、繰り返し注射が必要になることがあります。

薬物療法

胃腸障害や眠気などの副作用が現れる場合があり、長期使用による体への負担が懸念されます。

外科手術

侵襲的治療のため感染リスクがあり、術後の回復期間が必要です。神経を切除するため感覚障害が残る可能性もあります。

モートン病を改善するために

まずはあなたのモートン病の根本原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院では、単なる神経の圧迫解除だけでなく、足全体のバランスや重心の位置、歩行パターンまで総合的に評価いたします。

物理学理論と筋膜理論に基づいた独自の検査により、なぜその部分の神経が圧迫されるのか、どこに本当の原因があるのかを特定します。足指の機能回復や筋膜の調整により、神経圧迫の根本原因にアプローチする治療法が効果的です。痛みの部分だけでなく、全身のバランスから足の問題を捉えることで、再発防止も含めた根本的な改善を目指します。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では30年を超える臨床経験を持つ院長が、5種類の独自検査でモートン病の根本原因を特定いたします。物理学理論と筋膜理論を軸とした独自の評価法により、なぜその神経が圧迫されるのかを詳しく分析します。施術は驚くほどソフトなタッチで行い、患者様に負担をかけません。強い刺激や痛みを伴う治療は一切行わず、足の構造的な問題を根本から改善していきます。

完全予約制のため待ち時間もなく、一人一人のお身体の状態に合わせた完全オーダーメイドの治療を提供いたします。地元高山以外からも50キロ以上離れた地区から通院される方もいらっしゃいます。薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

モートン病のQ＆A

モートン病は自然に治りますか？

初期段階であれば靴の変更や足指のケアで改善する場合もありますが、神経腫が形成されると自然治癒は困難です。早期の適切な治療が重要になります。

モートン病の人がやってはいけないことは？

ハイヒールや先の細い靴の着用、つま先立ちでの長時間作業、無理な運動は症状を悪化させるため避けるべきです。足指を圧迫する行為は控えましょう。

モートン病と足底筋膜炎の違いは？

モートン病は神経の圧迫による疾患で足指間に痛みが生じます。足底筋膜炎は足裏の筋膜の炎症で、主にかかと周辺に痛みが現れる点が異なります。

モートン病は完治しますか？

適切な治療により症状の改善は期待できますが、完全な完治には個人差があります。早期発見と継続的な治療により良好な経過が得られることが多いです。

どのような靴を選べばよいですか？

つま先部分に余裕があり、足指が自由に動かせる靴を選びましょう。ヒールは3cm以下で、クッション性の良いインソールがある靴が理想的です。

マッサージやストレッチは効果的ですか？

足指のストレッチや足底のマッサージは血流改善や筋肉の緊張緩和に効果的です。ただし強すぎる刺激は逆効果になる場合があります。

手術以外に根本的な治療法はありますか？

足の構造的な問題を改善する治療法があります。足指の機能回復や筋膜の調整により、神経圧迫の根本原因にアプローチする方法が効果的です。

モートン病になりやすい職業はありますか？

立ち仕事や営業職、美容師、看護師など長時間立ち続ける職業の方に多く見られます。ハイヒールを履く機会の多い職業も発症リスクが高くなります。

両足に発症することはありますか？

片足のみに発症することが多いですが、靴の影響や歩行バランスの崩れにより両足に症状が現れる場合もあります。早期治療により予防が可能です。

再発の可能性はどの程度ありますか？

根本的な原因が改善されなければ再発リスクは高くなります。足の構造改善と生活習慣の見直しにより再発予防が可能です。

モートン病で悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体とモートン病は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

モートン病による足の痛みから解放されることで、営業職の方は思い切り仕事に集中でき、スポーツ愛好家の方は再び活動的な毎日を送れるようになります。靴選びに悩むことなく、おしゃれを楽しむこともできるでしょう。痛みに支配された生活から抜け出し、本来の自分らしい毎日を取り戻してください。モートン病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。