慢性疲労症候群

慢性疲労症候群とは

慢性疲労症候群は、原因がはっきりしない強い疲労感が6ヶ月以上続き、十分な休息をとっても改善せず、日常生活に支障をきたす病気です。倦怠感や睡眠障害、頭痛、筋肉痛などの症状が伴うことがあります。

厚生労働省の調査では、国民の約35.6％が慢性的な疲労を自覚している中で、慢性疲労症候群の診断基準を満たす方は0.3％確認されています。これを日本の人口に当てはめると、推定患者数は約36万人に上ると考えられており、決して珍しい疾患ではありません。

慢性疲労症候群を放置すると、症状は徐々に悪化していきます。疲労感が増大し、集中力や思考力の低下により日常生活での事故リスクが高まる危険性があります。さらに放置を続けると、うつ病などの精神疾患や生活習慣病の発症リスクが増大します。

最終的には日常生活が送れなくなり、寝たきり状態になる可能性もある深刻な状態です。早期の適切な治療が症状の進行を防ぎ、生活の質を維持するために重要となります。

リラクゼーション的なマッサージでは慢性疲労症候群が根本的に改善することは難しく、繰り返す疲労や慢性的に慢性疲労症候群の自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

慢性疲労症候群の原因

開院以来、当院には慢性疲労症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、慢性疲労症候群の原因はひとつではないということです。

慢性疲労症候群の原因として次のものが挙げられます。

慢性疲労症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記のように複数の原因が引き金となり、神経系・内分泌系・免疫系の機能低下や自律神経の失調などが発生し、慢性疲労症候群が発症します。この状態は人によって症状の現れ方が大きく異なり、単に薬物療法や休息だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには身体全体のバランスを見る検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。慢性疲労症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

慢性疲労症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

副作用のリスクがあり、対症療法のため根本的な治癒は難しいという課題があります。また、根本的な原因を解消するわけではないため、症状の一時的な緩和にとどまることが多いです。

認知行動療法・運動療法

継続した取り組みが必要であり、効果の実感には個人差が大きくあります。また、無理な運動は逆効果となる場合があり、専門家による適切な指導が重要です。

継続的な実施が不可欠なため、患者の意欲と時間的余裕が求められます。

慢性疲労症候群を改善するために

まずはあなたの慢性疲労症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は常に身体全体を俯瞰し、慢性疲労症候群の原因がどこにあるのかを探ります。

自律神経の乱れや筋膜の緊張があっても、症状だけに注目するのではなく、関連する内分泌系や免疫系の状態、さらには姿勢や身体のバランスのアンバランスがないかをチェックしていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、疲労の原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で症状が軽減するのかを確認し、今ある疲労感の原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

慢性疲労症候群のQ＆A

慢性疲労症候群は自然に治りますか？

自然治癒は稀であり、適切な治療と生活管理による症状のコントロールが重要です。根気強い取り組みが改善への鍵となります。

慢性疲労症候群の人がやってはいけないことは？

無理な運動や過度なストレスは症状悪化の原因となります。自分の体調に合わせたペース配分を心がけることが大切です。

症状の原因は何ですか？

現在のところ明確な原因は特定されておらず、免疫系、神経系、内分泌系など複数の要因が複雑に関与していると考えられています。

どの科を受診すればよいですか？

まずは内科を受診し、必要に応じて心療内科や精神科など専門医への紹介を受けることをお勧めします。

薬は効きますか？

症状緩和を目的とした薬物療法は行われますが、根本治療ではないため全ての患者さんに同じ効果は期待できません。

手術は必要ですか？

慢性疲労症候群に対する外科的治療はありません。手術による治療は通常必要ありませんのでご安心ください。

症状が悪化したらどうなりますか？

日常生活に大きな支障をきたし、他の精神疾患や身体疾患を併発するリスクが高まる可能性があります。

運動はしても良いですか？

医師の指導のもとで段階的に行うことが望ましいですが、症状悪化を避けるため慎重な判断が必要です。

治療で改善しますか？

個人差が大きく完全回復は困難ですが、適切な治療により症状の軽減や生活の質向上は十分期待できます。

症状が再発することはありますか？

症状には波があり、良好な時期と悪化する時期を繰り返すことが多く見られます。長期的な管理が重要です。

慢性疲労症候群で悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体と慢性疲労症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

慢性疲労症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。