首こり頭痛

肩こりの症例報告

首こり頭痛とは

首こり頭痛は、首の筋肉（特に頭半棘筋）の過緊張が神経を圧迫し、後頭部から頭頂部にかけて締め付けられるような痛みを引き起こす状態です。医学的には「頚性頭痛」とも呼ばれ、長時間の不良姿勢やストレスが主な誘因。片頭痛と異なり脈打つ痛みは少なく、頭全体がヘルメットで締められたような持続的な圧迫感が特徴です。

厚生労働省2022年調査によると、自覚症状として「頭痛」を訴える人は人口1,000人あたり102.1人。特に30～50代のデスクワーカーでは有病率が2倍以上に上昇し、推定患者数は約1,500万人。日本頭痛学会のデータでは、慢性頭痛の60%が首こり関連と報告されています。

慢性化すると「痛みの記憶」が神経に定着し、軽い動作でも痛みを感知する神経過敏状態に移行。最悪の場合、頚椎椎間板ヘルニア（発症率12%）や頚椎症性神経根症（8%）を併発。頭痛に伴うめまいや吐き気で転倒リスクが3倍増加し、うつ症状を併発するケースも報告されています。

リラクゼーション的なマッサージでは肩こりが根本的に改善することは難しく、繰り返す寝違いや慢性的に肩こりの自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

首こり頭痛の原因

開院以来、当院には首こり頭痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、首こり頭痛の原因はひとつではないということです。

首こり頭痛の原因として次のものが挙げられます。

首こり頭痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、ストレートネックなどの姿勢不良を起こし、頚部や背部の筋肉の機能低下により可動域低下を引き起こし、各部に血流障害や炎症により負担がかかり首こり頭痛になります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。肩こりは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院の首こり頭痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

効果は一時的で根本的な解決にならないことが多く、長期使用による副作用（胃腸障害など）のリスクがあります。また、薬に依存してしまい、自身の生活習慣改善への意識が薄れる可能性があります。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

運動療法・生活改善指導

効果を実感するまでに時間がかかり、忙しい日常の中で継続することが難しい場合があります。また、誤った方法で行うと症状を悪化させるリスクもあります。

生活改善も根気よく継続できる人はごくわずかであり、万人向けの対処法とは言えません。

首こり頭痛を改善するために

まずはあなたの首こり頭痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は常に身体全体を俯瞰し、首こり頭痛の原因がどこにあるのかを探ります。

頚部の筋緊張や関節の動きが悪くても、首や肩だけに注目するのではなく、関連する筋膜や肩甲骨、骨盤の動き、さらには後頭骨や顎の骨の左右差がないかをチェックしていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、痛みの原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で痛みが軽減するのかを確認し、今ある痛みの原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で首こり頭痛が改善する理由

首こり頭痛の改善には現在の身体全体の状態を把握することが最も重要です。外力で負傷した以外の痛みは日常生活動作の動きで作られているからです。身体を構成している骨、筋肉はほぼ左右対称のため、使えている筋肉、使えていない筋肉の差をなくすことで痛みの改善につながります。

当院では身体の変化や波を見逃すことがないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

身体のバランスの見極めをすることで治療箇所を明確にし、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。首こり頭痛は専門家である当院にお任せください

首こり頭痛のQ＆A

首こり頭痛は自然に治りますか？

急性期は安静で改善可能ですが、3週間超えると慢性化リスクが4倍になる可能性があります。

デスクワークを続けながら肩こりを改善する方法はありますか？

デスクワーク中も定期的に（30分に1回程度）短い休憩を取り、首や肩を動かすことが重要です。椅子やデスクの高さ調整、モニターの位置も見直しましょう。また、姿勢を意識し、猫背にならないよう心がけ、オフィスでもできる簡単なストレッチを取り入れることをお勧めします。

やってはいけない動作は？

うつむき姿勢（スマホ閲覧）は首に27kgの負荷がかかるため気をつけましょう。タブレットは目線の高さに調整することで症状が軽減できます。

首こり頭痛は温めるべき？冷やすべき？どちらが効果的ですか？

基本的には温めることをお勧めします。温めると血行が良くなり、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。ただし、炎症を伴う急性の痛みがある場合は、最初は冷やして炎症を抑え、その後温めるという方法が効果的です。個人の状態に合わせた対応が大切です。

首こり頭痛を根本的に解決するためにはどのくらいの期間が必要ですか？

症状の重さや原因、個人の体質によって大きく異なります。軽度であれば適切なケアで数週間、慢性化している場合は3〜6ヶ月以上かかることもあります。大切なのは継続的な取り組みと、生活習慣の改善も含めた総合的なアプローチです。

肩こりで悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体と首こり頭痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

首こり頭痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。