肩甲骨の痛み

肩甲骨の痛みとは

肩甲骨の痛みとは、肩周りの筋肉や腱の緊張・炎症・損傷などにより生じる不快感や可動制限で、普段の生活や仕事にも影響を及ぼす状態を指します。

特に40代から50代の働き盛りの方に多く見られ、デスクワークなど長時間同じ姿勢を続ける方によく発症します。厚生労働省の患者調査によると、50歳以上の日本人では約20～40%に肩甲骨周辺を含む肩関節障害が認められ、数百万人規模の方が悩んでいると推測されます。

肩甲骨の痛みを放置すると、痛みが強くなり肩や腕の可動域が著しく制限されます。睡眠障害やストレス、うつ症状につながることもあり、日常生活の質が大幅に低下してしまいます。

仕事や家事、趣味の継続も難しくなります。最悪の場合は肩腱板断裂や重度の拘縮を招き、手術と長期リハビリが必要になる可能性があります。

リラクゼーション的なマッサージでは肩甲骨の痛みが根本的に改善することは難しく、繰り返す痛みや慢性的に肩甲骨の痛みの自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

肩甲骨の痛みの原因

開院以来、当院には肩甲骨の痛みでお困りの方が数多く来院されています。これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、肩甲骨の痛みの原因はひとつではないということです。

肩甲骨の痛みの原因として次のものが挙げられます。

肩甲骨の痛みはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、肩甲骨周囲の筋肉・筋膜・関節の緊張や可動域制限などが発生し、肩甲骨の痛みが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。肩甲骨の痛みでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩甲骨の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

運動療法

長く継続しないと効果が見えづらく、誤った方法はかえって悪化させるリスクがあります。継続的な実施が不可欠なため、患者の意欲と時間的余裕が求められ、専門指導が必要です。

薬物療法

長期使用により胃腸障害や肝・腎機能低下などの副作用リスクがあります。根本的な原因を解消するわけではないため、症状の一時的な緩和にとどまることが多いです。

注射療法

効果は一時的なことが多く、繰り返し投与による副作用リスクも考慮する必要があります。また注射部位の感染リスクなども存在します。

手術療法

回復に長期間かかり、合併症やリハビリの必要性も高くなります。また手術費用や入院による日常生活への影響も大きいです。

肩甲骨の痛みを改善するために

まずはあなたの肩甲骨の痛みの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は常に身体全体を俯瞰し、肩甲骨の痛みの原因がどこにあるのかを探ります。肩甲骨周囲の筋緊張や関節の動きが悪くても、患部だけに注目するのではなく、関連する筋膜や胸椎、頸椎の動き、さらには姿勢や重心バランスのアンバランスがないかをチェックしていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、痛みの原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で痛みが軽減するのかを確認し、今ある痛みの原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

肩甲骨の痛みのQ＆A

肩甲骨の痛みは自然に治りますか？

軽度の場合は自然に良くなることもありますが、長引く痛みは自己判断せず専門医に相談することが大切です。適切な治療により症状の改善が期待できますので、痛みが続く場合は早めの対処をおすすめします。

どの診療科に相談すればよいですか？

まずは整形外科かリハビリテーション科を受診しましょう。症状によっては内科や神経科も検討します。当院では整体の観点から根本原因にアプローチし、多くの方に改善していただいています。

痛みが続く場合、どうすればよいですか？

原因を明確にし適切な治療が必要です。我慢や自己流ケアで様子を見るのは避け、専門家による評価と治療を受けることをおすすめします。当院では独自の検査で原因を特定いたします。

手術は避けられるのでしょうか？

手術は重症例で最終選択となります。多くは薬やリハビリなど保存的治療が優先され、当院の整体治療でも改善される方が多くいらっしゃいます。まずは非侵襲的な治療から始めましょう。

肩甲骨の痛みの人がやってはいけないことは？

長時間同じ姿勢や重い物を持つ動作は避け、こまめに肩甲骨周りを動かすことがポイントです。デスクワークでは定期的な休憩と軽いストレッチを心がけることで症状の悪化を防げます。

なぜ痛みが起こるのでしょうか？

原因は筋肉や腱の炎症、姿勢不良、過度な負荷などさまざまです。現代のライフスタイルによる長時間のデスクワークや運動不足が大きく関与しており、専門医師による詳しい評価が必要です。

肩こりと肩甲骨の痛みの違いは？

肩こりは表層筋の疲労による症状が多く、肩甲骨の痛みは深部の筋や腱、神経損傷が関連することが多いです。痛みの性質や範囲、持続時間などで区別され、治療法も異なります。

効果的なセルフケア方法はありますか？

ストレッチやウォーキング、正しい姿勢の維持など自宅ケアも大切ですが、無理は禁物です。症状に応じた適切な方法を専門家から指導を受けることで、より効果的なセルフケアが可能になります。

再発を防ぐには何が大切ですか？

適度な運動習慣と良い姿勢を継続することが再発予防には不可欠です。また定期的なメンテナンスで身体のバランスを整えることで、痛みの再発を効果的に防げます。

痛みを感じたときは、まず何をするべき？

強い痛みや日常生活に支障があるなら、早めに専門家を受診し原因に応じた治療を受けましょう。我慢せず適切な対処をすることで、症状の悪化を防ぎ早期改善につながります。

肩甲骨の痛みでお悩みの皆さまも、当院のバランス整体の施術で次のような変化を実感されています。

当院のバランス整体と肩甲骨の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。肩甲骨の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。