顔のこわばり

顔のこわばりとは

顔のこわばりとは、顔の筋肉が緊張して硬くなり、表情が自然に作れなくなる状態です。自分の意志とは関係なく顔が動かしにくくなったり、表情が乏しく感じられることが特徴的な症状です。

ストレスや緊張、神経障害など様々な原因で起こり、日常生活でのコミュニケーションに大きな影響を与える症状といえます。現代のストレス社会や長時間のデスクワークの影響もあり、顔の筋肉の緊張や疲労を感じる人は数十万人にのぼると推定されています。特に在宅勤務が増加したコロナ禍以降、この症状で悩む人は増加傾向にあります。

顔のこわばりを放置すると、表情が硬くなり日常のコミュニケーションに支障をきたします。職場での人間関係に影響が出始め、人前で話すことや写真撮影を避けるようになり、社会的な自信の低下につながる可能性があります。

さらに進行すると頭痛や顎関節の痛みが生じることがあります。筋肉の緊張が慢性化すると睡眠の質も低下し、全身の不調につながります。最悪の場合、顔のたるみや歪みが進行し、見た目の老化が加速することで、うつ状態や不安感といった精神的な問題まで引き起こす恐れがあります。

リラクゼーション的なマッサージでは顔のこわばりが根本的に改善することは難しく、繰り返す症状や慢性的に顔のこわばりの自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

顔のこわばりの原因

開院以来、当院には顔のこわばりでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、顔のこわばりの原因はひとつではないということです。

顔のこわばりの原因として次のものが挙げられます。

顔のこわばりはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、表情筋や咬筋の緊張、顔面周囲の血流低下、神経の働きの異常などが発生し、顔のこわばりが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり表情筋のトレーニングをするだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人一人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。顔のこわばりでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

顔のこわばりへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な解決にはならず、薬の効果が切れると症状が再発する可能性があります。また、長期使用による副作用のリスクも考慮する必要があります。

理学療法

継続的な通院が必要で、効果を実感するまでに時間がかかることが多く、患者の負担が大きくなります。

ボツリヌストキシン注射

効果は一時的で3-6ヶ月ごとの定期的な注射が必要です。また、注射部位によっては表情が不自然になるリスクがあります。

湿布や外用薬

対症療法に留まり、根本的な原因の解決には至りません。また、皮膚かぶれなどの副作用が起こる場合があります。

心理療法

効果が現れるまでに長期間を要し、症状の改善を実感しにくいことがあります。

顔のこわばりを改善するために

まずはあなたの顔のこわばりの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院では物理学理論と筋膜理論を軸とした独自の評価法と治療法を用いて、顔のこわばりの根本原因を特定します。単に症状のある部分だけでなく、全身のバランスを整えることで持続的な改善を図ります。

5種類の独自検査により、重心の傾き、関節の可動域、神経の働きなど多角的に分析を行います。これにより、表面的な症状だけでなく、顔のこわばりを引き起こしている本当の原因を突き止めることができるのです。

当院の特徴

国家資格である柔道整復師の資格を持ち、30年以上の臨床経験が豊富な院長が問診から施術まで全て担当します。常に高いレベルの治療を受けることができますので、安心してお越しください。

当院の施術は超ソフトなタッチで痛みがありません。患者様に負担の少ない治療は地元高山以外の50キロ以上離れた地区からも通院する人がいるほどです。完全予約制のため待ち時間もなく、女性スタッフもいるため安心です。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

顔のこわばりのQ＆A

顔のこわばりは自然に治りますか？

軽度のストレス性のものであれば生活習慣の改善で自然治癒する場合もありますが、慢性化したものは専門的な治療が必要です。

顔のこわばりの人がやってはいけないことは？

過度な表情筋のマッサージや無理な顔の運動は避けてください。また、ストレスの原因となる要因の放置も症状を悪化させます。

ストレス性と病気による顔のこわばりの見分け方は？

ストレス性は両側性で緩やかに進行しますが、神経障害によるものは片側性で急激に発症することが多く、専門的な検査が必要です。

何科を受診すればよいですか？

まずは神経内科を受診し、原因を特定した上で整形外科や精神科への紹介を受けることをお勧めします。

マッサージやストレッチは効果がありますか？

適切な方法で行えば効果的ですが、間違った方法では悪化する可能性があるため、専門家の指導の下で行うことが重要です。

薬を使わずに改善する方法はありますか？

生活習慣の改善、ストレス管理、適切な運動療法などにより、薬に頼らない改善も可能です。

顔のこわばりは遺伝しますか？

直接的な遺伝はありませんが、ストレスに対する体質や筋肉の特徴などが家族で似ることはあります。

年齢とともに悪化しますか？

筋肉の柔軟性は加齢で低下しますが、適切な対処により進行を予防し、改善することは可能です。

他の病気の前兆ということはありますか？

パーキンソン病などの神経疾患の初期症状の場合もあるため、症状が続く場合は専門医での検査をお勧めします。

生活習慣で気をつけることはありますか？

十分な睡眠、バランスの良い食事、定期的な運動、ストレス管理が基本となります。長時間の同一姿勢も避けてください。

顔のこわばりで悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体と顔のこわばりは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

顔のこわばりは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。