噛み合わせ

噛み合わせ（不正咬合）とは

噛み合わせの問題とは、上下の歯が正しくかみ合っていない状態を指します。歯並びが整っていても、咬合の位置がずれていることが多く、顎や筋肉に負担をかけてしまいます。例えば前歯がうまく当たらない、あるいは奥歯を中心に上下の歯のかみ合わせがずれているケースがあります。

これにより日常の食事時だけでなく、会話や表情にも影を落とすことがあります。厚生労働省の調査によると、日本では「不正咬合」と呼ばれる悪い噛み合わせの問題を持つ人が国民の約50％にも上ると言われており、決して珍しい症状ではありません。

噛み合わせの乱れをそのままにしておくと、顎関節症へと悪化し、口が開けにくくなることがあります。慢性的な頭痛や肩こりがひどくなり、全身の疲労感や不眠を引き起こす可能性も高まります。顎の動きが制限されるばかりか、顔や顎の形が変形することもあり、見た目の大きな変化に落胆する方もいます。

最悪の場合、顎関節がロックしてしまい、日常生活に支障をきたす痛みや不快感が続きます。こうした状態は精神的なストレスも増大させ、生活の質を著しく下げてしまいます。リラクゼーション的なマッサージでは噛み合わせの問題が根本的に改善することは難しく、繰り返す痛みや慢性的に症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

噛み合わせ（不正咬合）の原因

開院以来、当院には噛み合わせの問題でお困りの方が数多く来院されています。これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、噛み合わせの原因はひとつではないということです。

噛み合わせの問題の原因として次のものが挙げられます。

噛み合わせは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、上下の歯が正しく噛み合わない状態が生じ、顎関節や筋肉に負担をかけることで様々な症状を引き起こします。歯の大きさと顎のバランスが合わず歯がきちんと並ばないことや、ストレスから無意識に行われる歯ぎしり、顎周囲の筋肉の衰えなどが重なり合って症状が現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。噛み合わせの問題は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

噛み合わせの問題への対応として、病院では次のようなものが一般的です。

マウスピース治療・薬物療法

継続的な装着が必要で、違和感や異物感に慣れるまで時間がかかります。また、一時的な症状緩和にとどまり、根本原因の解決にはならない場合があります。薬の長期使用による副作用のリスクもあります。

理学療法・歯列矯正

効果が現れるまで時間がかかり、継続的な通院と自己管理が必要です。また、専門的な指導なしでは悪化する場合もあり、見極めが重要です。歯列矯正は治療期間が長く、費用が高額で日常生活に影響を与える場合があります。

当院では物理学理論と筋膜理論を駆使し、一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの施術を行います。痛みの出ている箇所だけでなく、身体全体のバランスから原因を探り、根本から改善を目指します。

噛み合わせ（不正咬合）を改善するために

まずはあなたの噛み合わせの問題の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は常に身体全体を俯瞰し、噛み合わせの問題の原因がどこにあるのかを探ります。顎の動きだけでなく、頭部や頸部の位置、肩や背中の筋肉のバランス、さらには姿勢全体のアンバランスがないかをチェックしていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、痛みの原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で痛みが軽減するのかを確認し、今ある痛みの原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、マウスピースや歯列矯正で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

噛み合わせ（不正咬合）のQ＆A

噛み合わせの問題は自然に治りますか？

自然に治ることはほとんどありません。多くの場合は時間とともに悪化するため、早めの専門的な治療が必要です。当院では根本原因から改善を図り、自然治癒力を高めるアプローチを行っています。

噛み合わせの人がやってはいけないことは？

硬いものを無理に噛むこと、歯ぎしりや食いしばりの放置、悪い姿勢の継続、片側でばかり噛む習慣は避けるべきです。特に日常の無意識な癖の改善が重要です。

どの診療科を受診すればよいですか？

歯科や口腔外科が基本ですが、症状に応じて整形外科や当院のような整体院での相談も有効です。全身のバランスから改善を図ることで、より根本的な解決が期待できます。

手術しなければならない場合はどんな時ですか？

保存療法で改善できない重度の顎関節の構造異常がある場合に限ります。当院では手術を避けたい方に対して、身体全体のバランスを整えることで症状改善を目指します。

マウスピースはどのくらい使いますか？

症状により異なりますが、数か月から1年以上の装着が必要なこともあります。当院では根本改善により、マウスピースに頼らない状態を目指しています。

噛み合わせの問題で悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体と噛み合わせの問題は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

噛み合わせの問題は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。