息苦しさ

息苦しさとは

息苦しさとは、呼吸がしにくく感じる状態で、のどや胸が締めつけられるような違和感や息が吸いづらい感覚を指します。日常生活の中で呼吸が浅くなったり、息切れや呼吸困難として現れることもあります。

厚生労働省が実施している患者調査によると、息苦しさの原因の一つであるCOPD（慢性閉塞性肺疾患）の総患者数は26万1,000人とされています。また、特発性間質性肺炎は10万人あたり100人程度の有病率で、経年的な患者数の増加が示されています。息苦しさの症状は呼吸器疾患、心疾患、精神的要因など多岐にわたる原因があるため、実際の患者数はこれらの数値を大幅に上回ると推測されます。

息苦しさを放置すると、軽い動作でも息切れが強まり、日常生活に深刻な支障をきたします。睡眠障害や慢性的な疲労感が生じ、心肺機能が低下して自立した生活を送ることが困難になる可能性があります。

不安やストレスによる精神症状が悪化し、生活の質が著しく低下することも珍しくありません。重症化すると呼吸不全や命に関わる状態に至るリスクもあるため、早期の対処が重要です。

リラクゼーション的なマッサージでは息苦しさが根本的に改善することは難しく、繰り返す症状や慢性的に息苦しさの自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

息苦しさの原因

開院以来、当院には息苦しさでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、息苦しさの原因はひとつではないということです。

息苦しさの原因として次のものが挙げられます。

息苦しさはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、呼吸機能の低下や心肺機能への負担、姿勢の悪化による呼吸筋の緊張などが発生し、息苦しさが発症します。それは人によって違い、単に薬物療法や呼吸訓練だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。息苦しさでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

息苦しさへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

副作用のリスクや長期服用での効果の変化、症状により薬が効きにくい場合もあります。根本的な原因を解消するわけではないため、症状の一時的な緩和にとどまることが多いです。

酸素療法

長時間の酸素吸入が生活に制約を与え、本人の負担になることがあります。外出時の携帯や管理も必要で、生活の自由度が制限されます。

呼吸リハビリテーション

継続的な取り組みが必要で、効果が現れるまでに時間がかかります。不適切な方法では症状悪化のリスクもあり、専門的な指導が不可欠です。

生活習慣の改善指導・精神科でのカウンセリング

本人の意識や環境の変化が伴わないと効果が限定的です。習慣を変えるには強い意志力と長期的な継続が求められます。効果が得られるまでに時間がかかる場合が多いです。

息苦しさを改善するために

まずはあなたの息苦しさの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は常に身体全体を俯瞰し、息苦しさの原因がどこにあるのかを探ります。

呼吸筋の緊張や胸郭の動きが悪くても、患部だけに注目するのではなく、関連する筋膜や横隔膜、背中の筋肉のアンバランス、さらには姿勢や自律神経の状態がないかをチェックしていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、息苦しさの原因となる筋肉や姿勢の傾きを確認していきます。どの姿勢で呼吸が楽になるのかを確認し、今ある症状の原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院で原因がはっきりしなかった方も諦めずにご相談ください。

息苦しさのQ＆A

息苦しさは自然に治りますか？

原因によりますが、ストレス性の場合は自然に改善することもあります。しかし病気が原因の場合は専門的治療が必要です。当院では姿勢や呼吸筋の緊張から来る息苦しさについて、根本的な改善を目指したアプローチを行っています。

息苦しさの人がやってはいけないことは？

過度の運動や無理な姿勢、自己判断での薬の使用は避けるべきです。特に胸を圧迫するような姿勢や、浅い呼吸を続けることは症状を悪化させる可能性があります。当院では個別の状態に応じた生活指導も行っています。

息苦しさの原因は何ですか？

加齢や生活習慣、病気、精神的要因など複数の要因があります。正確な原因を知るための評価が重要です。当院では5種類の独自検査により、あなたの息苦しさの本当の原因を特定します。

どの科を受診すべきですか？

呼吸器内科や循環器内科、精神科など症状に応じて受診科を選ぶことをお勧めします。ただし、姿勢や筋膜の問題が関わる場合は、当院のような専門的なアプローチが効果的です。

薬は効きますか？

喘息などの疾患には効果的ですが、全ての息苦しさに薬が効くわけではありません。特に姿勢や筋膜由来の症状には、構造的なアプローチが必要になることが多いです。

手術は必要ですか？

多くの場合手術は不要ですが、重症例では検討されることがあります。当院では手術を避けたい方への非侵襲的な治療選択肢を提供しています。

運動はしても良いですか？

無理のない範囲で呼吸筋を使う運動は推奨されますが、症状に合わせた調整が大切です。当院では個別の状態に応じた適切な運動指導も行っています。

息苦しさの再発を防ぐには？

生活習慣の改善とストレス管理、正しい姿勢の維持が重要です。当院では再発防止のための生活指導や自宅でできるケア方法もお伝えしています。

睡眠に息苦しさは影響しますか？

睡眠時の呼吸障害は睡眠の質を低下させます。適切な対処が必要です。姿勢を整えることで睡眠時の呼吸も改善する場合があります。

ストレスが息苦しさに影響しますか？

精神状態は息苦しさを悪化させるため、心身ともにケアすることが必要です。当院では身体的なアプローチを通じて、精神的な安定にも貢献できるよう努めています。

息苦しさで悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体と息苦しさは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

息苦しさは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。