膝の裏の痛み

膝の裏の痛みとは

膝の裏の痛みとは、膝関節の後方部分に生じる不快感や痛みのことです。膝を曲げたり伸ばしたりする動作時に感じることが多く、正座やしゃがみ込み、階段の昇降時に特に症状が現れやすくなります。

膝の裏側には筋肉、腱、靭帯、血管、神経などの重要な組織が集まっています。これらのいずれかに問題が生じると痛みとして現れるのです。多くの方が経験される症状でありながら、その原因や適切な対処法についてはあまり知られていません。

膝の裏の痛みを放置してしまうと、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。正座ができなくなり、しゃがみ込む動作が困難になってしまいます。

長時間歩けなくなり、階段の昇降が辛くなることで外出が億劫になります。痛みをかばうことで姿勢が崩れ、腰や背中への負担が増加してしまうのです。

変形性膝関節症の場合、軟骨の摩耗が進行し関節の変形が悪化する恐れがあります。痛みが慢性化すると日常生活の質が大幅に低下し、最悪の場合は膝関節の機能が完全に失われ、人工関節手術が必要になることもあるのです。

膝の裏の痛みの原因

開院以来、当院には膝の裏の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、膝の裏の痛みの原因はひとつではないということです。

膝の裏の痛みの原因として次のものが挙げられます。

膝の裏の痛みはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、膝関節の可動域減少や膝周囲の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、膝の裏の痛みが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。膝の裏の痛みでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

膝の裏の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の使用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用が生じる可能性があります。また、根本的な原因の解決にはならず、一時的な症状緩和にとどまることが多いです。

関節内注射

効果が一時的で、繰り返し注射が必要になることがあります。また、感染リスクや注射時の痛みを伴います。

運動療法

継続的な実施が必要で、適切な指導がないと症状が悪化する可能性があります。また、痛みが強い時期には実施が困難な場合があります。

装具療法

筋力低下を招く可能性があり、長期使用により装具への依存が生じることがあります。また、根本的な治療にはならず対症療法にとどまります。

手術療法

入院やリハビリテーションに長期間を要し、感染リスクや麻酔のリスクを伴います。また、手術後も完全な機能回復が得られない場合があります。

膝の裏の痛みを改善するために

まずはあなたの膝の裏の痛みの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は常に身体全体を俯瞰し、膝の裏の痛みの原因がどこにあるのかを探ります。

膝部の筋緊張や股関節の動きが悪くても、患部だけに注目するのではなく、関連する筋膜や股関節、骨盤の動き、さらには背中や足の筋肉のアンバランスがないかをチェックしていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、痛みの原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で痛みが軽減するのかを確認し、今ある痛みの原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

膝の裏の痛みのQ＆A

膝の裏の痛みは自然に治りますか？

軽度の筋肉疲労が原因の場合は自然治癒する可能性がありますが、関節や靭帯の問題が原因の場合は適切な治療が必要です。放置すると悪化する可能性が高いため、早期の専門医受診をお勧めします。

膝の裏の痛みがある人がやってはいけないことは？

無理な正座や深くしゃがみ込む動作、激しい運動は避けてください。また、痛みを我慢して動作を続けることは症状悪化につながります。適切な休息と段階的な活動再開が重要です。

膝の裏の痛みと変形性膝関節症の関係は？

変形性膝関節症は膝の裏の痛みの主要な原因の一つです。軟骨の摩耗により関節に炎症が生じ、膝全体に痛みが広がることがあります。早期診断と適切な治療により進行を遅らせることが可能です。

MRI検査は必要ですか？

レントゲンでは分からない軟骨、半月板、靭帯の状態を詳しく確認するためにMRI検査が推奨されます。正確な診断により、最適な治療方針を決定することができます。

どのくらいの期間で改善しますか？

症状の原因や重症度により異なりますが、適切な治療により多くの場合数週間から数ヶ月で改善が期待できます。継続的な治療と生活習慣の改善が早期回復の鍵となります。

手術以外の治療方法はありますか？

当院では物理学理論と筋膜理論に基づいた独自の治療法により、多くの患者さんが手術を避けて症状改善を実現しています。患者さんの負担を最小限に抑えた治療を心がけています。

膝の裏の痛みで悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

膝の裏の痛みが改善されることで、制限されていた日常動作が楽に行えるようになります。痛みを気にせず活動的な生活を送ることができ、趣味や外出も心から楽しめるようになるのです。

何より、家族に迷惑をかける心配がなくなり、自信を持って毎日を過ごせるようになります。当院では、患者さんが笑顔で帰っていただけるよう、心も体も和らぐ空間づくりを心がけています。