偏平足

偏平足とは

偏平足とは、本来アーチ状になっているはずの足の裏の土踏まず部分が低くなったり、なくなったりして足裏全体が平らになってしまう状態です。

このアーチは歩行時の衝撃を吸収するクッションの役割を果たしているため、アーチが崩れると足だけでなく膝や腰にも負担がかかりやすくなります。厚生労働省の患者調査によると、偏平足の患者数は1984年から2017年までの間に約5倍に増加しており、実際に偏平足で悩んでいる方の数は推定患者数をはるかに上回ると考えられています。

偏平足を放置すると、足だけでなく全身に様々な問題が生じる可能性があります。足のバランスが崩れることで膝や腰などの関節への負担が増大し、痛みや変形性関節症へと進行するリスクが高まります。

歩行が困難になり、日常生活に大きな支障をきたすことも珍しくありません。さらに深刻化すると外反母趾や変形性膝関節症などの二次的な疾患を併発し、最終的には手術が必要になる場合もあります。早期の対処により、こうした深刻な事態を防ぐことができます。

リラクゼーション的なマッサージでは偏平足が根本的に改善することは難しく、繰り返す痛みや慢性的に偏平足の自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

偏平足の原因

開院以来、当院には偏平足でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、偏平足の原因はひとつではないということです。

偏平足の原因として次のものが挙げられます。

偏平足はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、足底筋や後脛骨筋の緊張、アーチ構造の崩壊などが発生し、偏平足が発症します。それは人によって違い、単にインソールを使用したり筋力トレーニングをするだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。偏平足でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

偏平足への対応として、次のようなものが一般的です。

装具療法

個人の足に完全に合致するインソールを作成するには時間と費用がかかり、慣れるまでの期間も必要です。また、靴との適合性の問題も生じることがあり、仕事用の靴には合わないことも多いです。

運動療法・理学療法

継続的な実施が必要で、自己流で行うと症状が悪化する危険性があります。専門家の指導なしでは正しい方法を身につけることが困難です。

また、治療効果が現れるまでに長期間を要することが多く、時間的・経済的負担が発生します。

外科的療法

手術にはリスクが伴い、術後の回復にも長期間を要します。また、必ずしも完全な治癒が保証されるわけではありません。

偏平足を改善するために

偏平足の根本改善には、表面的な症状だけでなく、その背後にある真の原因を突き止めることが不可欠です。当院では物理学理論と筋膜理論を軸とした独自の評価法により、一人ひとりの身体の状態を詳細に分析いたします。

足のアーチの崩れは、単なる足の問題だけでなく、全身のバランスの乱れから生じることが多いのです。そのため膝や腰、さらには骨盤の位置関係まで総合的に評価し、根本的な原因を特定します。

患者様に負担の少ない超ソフトな施術でありながら、確実な変化を実感していただける治療を提供いたします。一時的な改善ではなく、再発しない身体づくりを目指して、あなたの偏平足の悩みを根本から解決いたします。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、痛みの原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で痛みが軽減するのかを確認し、今ある痛みの原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

偏平足のQ＆A

偏平足は自然に治りますか？

軽度の偏平足であれば適切なケアにより改善が期待できますが、進行したものは専門的な治療が必要になります。放置すると悪化する可能性が高いため、早期の対処をおすすめします。

偏平足の人がやってはいけないことは？

過度な負担をかける運動や不適切な靴の使用は避け、足に優しい生活習慣を心がけることが重要です。硬い地面での長時間の歩行や重いものを持つ作業も控えめにしましょう。

偏平足と外反母趾にはどんな関係がありますか？

偏平足により足のバランスが崩れることで外反母趾が進行しやすくなる関係があります。両方の症状を同時に抱えている方も多く、総合的な治療が必要です。

偏平足は必ず痛みを伴うものですか？

痛みの程度は個人差が大きく、必ずしもすべての方に痛みが現れるわけではありません。しかし無症状でも将来的に問題が生じる可能性があるため、予防的な対処も大切です。

偏平足でもスポーツは続けられますか？

症状の程度に応じて継続可能ですが、足への負担を軽減する対策を講じることが大切です。適切な治療とケアにより、スポーツを楽しみながら症状の改善も可能です。

偏平足は遺伝するものですか？

遺伝的な要素も関係しますが、生活習慣や環境要因の影響も大きいため予防や改善は可能です。家族に偏平足の方がいても、適切な対処により症状を防ぐことができます。

偏平足の予防方法はありますか？

足の筋肉を鍛える運動や適切な靴選び、正しい歩き方を身につけることで予防できます。日頃から足のケアを心がけることが重要です。

偏平足の症状が悪化するとどうなりますか？

放置すると膝や腰の痛み、歩行困難など全身への影響が拡大し、最終的に手術が必要になることもあります。早期の治療により、こうした深刻な事態を防げます。

偏平足はどの診療科を受診すればよいですか？

整形外科が一般的ですが、根本改善を目指すなら整体や接骨院での総合的なアプローチもおすすめです。当院では全身のバランスから偏平足に対応いたします。

偏平足に効果的な自宅でのケア方法はありますか？

足裏のマッサージや筋力強化運動、正しい歩行の練習など継続的なセルフケアが効果的です。ただし自己流では悪化の危険もあるため、専門家の指導を受けることをおすすめします。

偏平足で悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

偏平足の改善により、佐藤美紀さんのような事務職の方でも、長時間のデスクワーク後の足の疲労感が軽減され、階段の昇り降りも楽になります。好きだったヨガやハイキングも再び楽しめるようになり、仕事の集中力も向上するでしょう。

当院のバランス整体と偏平足は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

偏平足は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。