顎関節症

顎関節症とは

顎関節症とは、顎の関節（顎関節）や顎を動かす筋肉（咀嚼筋）に異常が起こる疾患です。主な症状として、「顎が痛む」「口が開けにくい」「顎を動かすと音がする」「食べ物が噛みにくい」などがあります。

日本顎関節学会の調査によると、2020年時点での国内の顎関節症患者数は約1,900万人と推計されています。また、日本人の2人に1人が生涯のうちに何らかの顎関節症状を経験するとも言われています。

顎関節症を放置すると、症状が徐々に悪化し、日常生活に支障をきたす可能性があります。初期段階では軽い痛みや違和感程度でも、進行すると以下のような問題が生じることがあります。

痛みが一時的に収まっても根本的な解決にはならず、ストレスや生活習慣の問題が続く限り症状は繰り返し現れる傾向があります。

顎関節症の原因

開院以来、当院には顎関節症でお困りの方が数多く来院しています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、顎関節症の原因はひとつではないということです。

顎関節症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。顎関節症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

顎関節症への対応として、病院では次のようなものが一般的です。

マウスピース矯正や生活指導

軽度の顎関節症であればあごの体操やマウスピースで改善することもあります。しかし装着感に違和感を覚える人も多く、適応に時間がかかることがあります。

しかし、病院の治療で改善しない人や、一時的に良くなっても、痛みや違和感が続いているという人も珍しくありません。

痛み止めや湿布

長期服用による胃腸障害などの副作用のリスクがあります。また、根本的な原因を解決するわけではないため、薬の効果が切れると症状が再発することが多いです。

身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに「自然治癒力」を奪っていくという負のサイクルに陥りかねません。

顎関節症を改善するために

まずはあなたの顎関節症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めません。

当院は、重心検査や、捻じれの検査、生活習慣の聞き取りなどにより顎関節症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

人は口で物を食べることで一つの幸せを感じることが出来ます。大きなお口を開けて好きなものが食べられるように全力で取り組んでいきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

口腔内の施術は行わず、耳の近くや第一頸椎、後頭骨、蝶形骨、重心のバランスからのアプローチで改善を目指します。歯科治療やマウスピースで改善しなかった場合でも諦めずにご相談ください。

マウスピースや歯科治療との併用も可能です

顎関節症に関するQ&A

顎関節症は自然に治りますか？

軽度の顎関節症では生活習慣の改善やストレス軽減により自然に症状が緩和することもありますが、多くの場合は適切なケアや治療が必要です。根本原因に対するアプローチなしでは、一時的に症状が収まっても再発することが多いため、専門家による適切な評価と指導を受けることをお勧めします。

マウスピースを持参したほうが良いですか？

お持ちいただく必要はありません。

顎関節症の人がやってはいけないことは？

顎に過度な負担をかける行為は避けるべきです。特に硬いものを噛む、大きく口を開ける、片側だけで食べる、頬杖をつく、長時間のスマホ使用などは控えましょう。また、ストレスを溜め込まず、意識的に顎の力を抜くよう心がけることも大切です。

スマホの使用と顎関節症には本当に関連があるのですか？

はい、関連性があります。スマホを長時間使用する際の前かがみの姿勢は首や肩の筋肉に負担をかけ、それが顎の筋肉にも影響します。また、集中している時に無意識に顎に力が入ることも多いです。これらが「スマホ顎関節症」と呼ばれる症状を引き起こすことがあります。

顎関節症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体と顎関節症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

顎関節症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

口が大きく開けられるようになりました