緊張型頭痛

緊張型頭痛とは

緊張型頭痛とは、頭全体がベルトで締め付けられるような圧迫感や重い痛みを特徴とする頭痛です。

ズキズキと脈を打つような痛みではなく、じわじわと続く鈍い痛みが両側に現れることが多く、30分から数日間持続します。身体的・精神的ストレスによって首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなることで発症する現代人に最も多い頭痛の種類です。15歳以上の日本人を対象とした全国疫学調査によると、緊張型頭痛の有病率は22.4%であることが判明しており、これは日本全国で約3000万人が緊張型頭痛に悩んでいることを意味します。

緊張型頭痛を放置すると、頭痛の頻度と強度が徐々に増加し、月に15日以上頭痛が起こる慢性緊張型頭痛に移行する可能性があります。市販の痛み止めに頼り続けることで薬物乱用頭痛を併発し、かえって頭痛が悪化する悪循環に陥ります。

仕事や学業の効率が著しく低下し、人間関係にも支障をきたすようになります。睡眠の質が悪化し、うつ状態や不安障害を引き起こすリスクも高まります。最悪の場合、日常生活が困難になり、社会復帰が難しくなる可能性もあります。

リラクゼーション的なマッサージでは緊張型頭痛が根本的に改善することは難しく、繰り返す痛みや慢性的に緊張型頭痛の自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

緊張型頭痛の原因

開院以来、当院には緊張型頭痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、緊張型頭痛の原因はひとつではないということです。

緊張型頭痛の原因として次のものが挙げられます。

緊張型頭痛はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、首や肩周辺の筋肉緊張と血流悪化、脳の痛み調節機能の不具合などが発生し、頭痛が発症します。それは人によって違い、単に痛み止めを飲んだり筋肉をほぐすだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。緊張型頭痛でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

緊張型頭痛への対応として、次のようなものが一般的です。

鎮痛薬の処方

月に数回以上の服用により薬物乱用頭痛を引き起こすリスクがあり、根本的な解決にはなりません。また胃腸障害などの副作用も懸念されます。

予防薬の処方

効果が現れるまで数週間から数ヶ月かかる場合があり、副作用により日常生活に影響を与える可能性があります。

理学療法・ストレスマネジメント指導

一時的な症状緩和にとどまることが多く、継続的な通院が必要となり時間的・経済的負担が大きくなります。

個人の性格や生活環境によって効果に差があり、実践が困難な場合があります。

緊張型頭痛を改善するために

緊張型頭痛の改善には、表面的な症状緩和ではなく、根本的な原因にアプローチすることが不可欠です。

当院では5種類の独自検査によって、あなたの頭痛の本当の原因を特定します。重心の左右差・回旋動作の分析・関節可動域・神経検査等の複数の検査で現在の状態を調べ、不調の原因を特定していきます。

検査をすることなく、原因を決めつけ、なんとなく施術をスタートする治療院も多いですが、それでは治療結果にばらつきが生じます。

当院の特徴

国家資格である柔道整復師の資格を持っていて、30年以上の臨床経験が豊富な院長が問診から施術まで全て担当します。常に高いレベルの治療を受けることができますので、安心してお越しください。

経験が浅い施術者の場合、原因を特定できず施術のレベルが低いまま治療を受けることになり改善が遅れる場合があります。

当院では物理学理論と筋膜理論を軸に独自の評価法と治療法を確立し、患者に負担の少ない治療は地元高山以外の50キロ以上離れた地区からも通院する人もいます。やさしく丁寧に施術をしていきます。とてもソフトなタッチな施術で痛みはありませんのでご安心ください。

緊張型頭痛のQ＆A

緊張型頭痛は自然に治りますか？

軽度で頻度の少ない緊張型頭痛であれば自然に改善することもありますが、慢性化したものは適切な治療なしに完治することは困難です。

緊張型頭痛の人がやってはいけないことは？

長時間の同一姿勢、過度なストレス、睡眠不足、頭痛薬の乱用は症状を悪化させるため避けるべきです。

緊張型頭痛と片頭痛の違いは何ですか？

緊張型頭痛は締め付けられるような痛みが両側に起こり、片頭痛はズキズキとした拍動性の痛みが片側に現れることが多いです。

どのくらいの頻度で頭痛があると病院に行くべきですか？

月に15日以上頭痛がある場合や、日常生活に支障をきたす場合は専門医への相談をお勧めします。

頭痛薬はどのくらいまで飲んでも大丈夫ですか？

週に1～2日程度の使用に留めることが推奨されており、それを超えると薬物乱用頭痛のリスクが高まります。

ストレートネックと緊張型頭痛は関係ありますか？

ストレートネックにより首の筋肉に過度な負担がかかることで、緊張型頭痛を引き起こすリスクが格段に高まります。

緊張型頭痛は遺伝しますか？

直接的な遺伝ではありませんが、ストレスに対する反応性や筋肉の緊張しやすさなど体質的な要因は遺伝する可能性があります。

運動をすると頭痛が悪化することはありますか？

適度な運動は血流改善により症状緩和に効果的ですが、過激な運動や不適切な姿勢での運動は症状を悪化させる場合があります。

緊張型頭痛でMRIなどの検査は必要ですか？

典型的な緊張型頭痛であれば必要ありませんが、急激な症状変化や他の神経症状を伴う場合は精密検査が推奨されます。

緊張型頭痛は完治できますか？

適切な治療により根本的な改善は十分可能です。特に筋肉の緊張を解除し、姿勢や生活習慣を改善することで完治を目指せます。

緊張型頭痛で悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

長年の頭痛に悩まされていた佐藤美香さんのような方々が、当院の治療により本来の健康を取り戻しています。頭痛のない快適な毎日を過ごせるようになることで、仕事にも趣味にも全力で取り組めるようになります。

緊張型頭痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。つらいのは身体だけではなくココロもつらいときがあります。そんな時、人は笑顔になれません。当院で楽になって笑顔になりませんか？