足関節捻挫

足関節捻挫とは

足関節捻挫は、足首の靱帯が急激に伸びたり切れたりすることで起こるケガです。スポーツ中の急激な方向転換や、日常生活での不意な足首のひねりにより発症します。

症状としては痛みや腫れ、内出血が現れ、足首の動きが制限されます。重症度により軽度から重度まで分類され、適切な初期治療が重要です。厚生労働省の調査によると、足関節捻挫は日本で年間数十万件発生していると推定されており、特に運動をする若年層に多い傾向があります。

適切な治療をせずに放置すると、慢性的な痛みや足首の不安定感が続きます。靱帯の損傷が十分に修復されないまま固定化され、関節の動きが制限されることもあります。

さらに悪化すると、足首をかばうために他の関節や筋肉に負担がかかり、膝や腰の痛みを引き起こす可能性があります。最悪の場合、つまずきや転倒による二次的な怪我のリスクが高まり、日常生活の質が大幅に低下してしまいます。

リラクゼーション的なマッサージでは足関節捻挫が根本的に改善することは難しく、繰り返す痛みや慢性的に足関節捻挫の自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

足関節捻挫の原因

開院以来、当院には足関節捻挫でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、足関節捻挫の原因はひとつではないということです。

足関節捻挫の原因として次のものが挙げられます。

足関節捻挫はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

急激な足の方向変換や着地時の不安定さが靱帯に過度な負荷をかけ、損傷を引き起こします。この複数の原因が引き金となり、足首周囲の筋肉や腱の緊張、関節の可動域制限が発生し、痛みや不安定感が生じます。それは人によって違い、単に患部を冷やしたり固定するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。足関節捻挫でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

足関節捻挫への対応として、次のようなものが一般的です。

レントゲン検査

レントゲンは骨折確認のためですが、靱帯損傷そのものは映らないため診断に限界があります。軟部組織の詳細な状態把握が困難です。

RICE療法・運動療法・装具使用

RICE療法は効果的ですが、過度な安静は筋力低下を招きやすく、適切な時期を見極めた段階的な治療が必要です。また、運動療法は継続が難しく、負荷の調整を誤ると症状が悪化することもあります。

装具の長期使用は筋力低下や依存の原因となり得るため、段階的な使用が重要です。根本的な改善にはなりません。

手術療法

手術はリスクが伴い、術後の可動域制限や合併症の可能性があります。また、回復期間が長期にわたることもあります。

足関節捻挫を改善するために

まずはあなたの足関節捻挫の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は常に身体全体を俯瞰し、足関節捻挫の原因がどこにあるのかを探ります。

足首の筋緊張や関節の動きが悪くても、患部だけに注目するのではなく、関連する筋膜や膝関節、股関節の動き、さらには腰や背中の筋肉のアンバランスがないかをチェックしていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、痛みの原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で痛みが軽減するのかを確認し、今ある痛みの原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

足関節捻挫のQ＆A

足関節捻挫は自然に治りますか？

軽度の捻挫は自然治癒も可能ですが、重症化や慢性化のリスクがあるため早期の評価と適切な治療をお勧めします。放置すると不安定感が残る可能性があります。

足関節捻挫の人がやってはいけないことは？

痛みがあるのに無理に動かすことや、過度な安静で筋力低下を招くことは避けましょう。適切なタイミングでの段階的な治療が重要です。

捻挫の再発を防ぐ方法はありますか？

筋力強化やバランス訓練で足首の安定性を高め、靱帯の負担を減らすことが重要です。日常生活での注意点も含めて指導いたします。

慢性的な痛みが続くのは普通ですか？

適切に治療しないと、慢性痛や不安定感が残ることがあります。長期間症状が続く場合は、根本的な原因の見直しが必要です。

スポーツ復帰はいつ頃可能ですか？

症状によりますが、軽度の場合は数週間で復帰可能です。ただし、完全な回復を確認してから段階的に運動強度を上げることが大切です。

どの科を受診すれば良いですか？

一般的には整形外科かスポーツ整形が適切です。症状や経過によって、専門的な治療が必要な場合もあります。

手術は必ず必要ですか？

多くは保存療法で治ります。手術は慢性不安定性や重症の靱帯損傷時のみ検討されます。まずは保存的な治療を試すことが重要です。

湿布や痛み止めだけで治せますか？

湿布や痛み止めは症状緩和に役立ちますが、根本的な改善や再発防止にはリハビリや適切な治療が必要です。

慢性的な足首の不安定感は治せますか？

リハビリや適切な治療で改善可能です。重症例では専門的な治療が必要になることもありますが、多くの場合改善が期待できます。

リハビリはどれくらい続ければ効果的ですか？

個人差がありますが、数週間から数ヶ月の継続が望ましいです。症状の改善に合わせて内容を調整し、筋力維持が重要になります。

足関節捻挫で悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体と足関節捻挫は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

足関節捻挫は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。