ぎっくり首

ぎっくり首とは

ぎっくり首とは、首の筋肉や関節に急に強い負担がかかり、突然鋭い痛みが走って首を動かしにくくなる状態です。しばしば寝違えに似ていますが、原因となる動作がきっかけとなることが多く、日常生活に大きな支障を与えることもあります。

整形外科では「急性頚椎捻挫症」と診断されることが多く、俗に言う「ぎっくり腰」の首バージョンと考えることができます。成人の約90%が首に関する悩みを抱えているといわれており、特に現代のデスクワーク中心の生活様式により、首に関連する症状を持つ人は増加傾向にあります。

ぎっくり首を放置すると、痛みが慢性化し日常生活に支障をきたします。首や肩、背中の痛みや張り感が慢性的になり、頭痛やめまい、しびれが起こる可能性もあります。

さらに首の動きが制限され、運転や仕事に支障が出るようになります。最悪の場合、首が動かない、動かせないだけではなく上腕から肘、前腕、手指にかけて痺れや痛みが現れることがあります。放置すると最低でも2週間程度は日常生活に支障が出て、痛みと動きの制限で普段できていることができなくなってしまいます。

リラクゼーション的なマッサージではぎっくり首が根本的に改善することは難しく、繰り返す痛みや慢性的にぎっくり首の自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

ぎっくり首の原因

開院以来、当院にはぎっくり首でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ぎっくり首の原因はひとつではないということです。

ぎっくり首の原因として次のものが挙げられます。

ぎっくり首はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、頚椎関節の可動域減少や首部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、ぎっくり首が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。ぎっくり首でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ぎっくり首への対応として、次のようなものが一般的です。

安静

長期間の安静は筋力低下につながる恐れがあり、適切な期間の見極めが重要です。

アイシング

冷やしすぎると血行不良を招く可能性があり、時間や頻度の調整が必要です。

温熱療法

炎症期に誤って温めると症状が悪化することがあるため、タイミングの判断が重要です。

理学療法

継続的な通院や正しい方法の習得が必要で、効果を実感するまで時間がかかることがあります。

薬物療法

副作用のリスクがあり、長期使用は注意が必要で根本的な解決にはなりません。

姿勢改善指導

習慣化するまで時間がかかり、日常生活での意識的な取り組みが継続して必要です。

ぎっくり首を改善するために

まずはあなたのぎっくり首の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院では物理学理論と筋膜理論を軸とした独自の評価法と治療法で、ぎっくり首の根本的な原因にアプローチします。まず5種類の独自検査により、なぜその痛みが発生しているのかを詳しく分析します。重心の左右差、回旋動作の分析、関節可動域、神経検査等により現在の状態を調べ、不調の原因を特定していきます。

その上で、一人一人の状態に合わせた完全オーダーメイドの治療を提供します。やさしく丁寧な施術で、とてもソフトなタッチのため痛みはありません。患者に負担の少ない治療は地元高山以外の50キロ以上離れた地区からも通院する人がいるほどです。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、痛みの原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で痛みが軽減するのかを確認し、今ある痛みの原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ぎっくり首のQ&A

ぎっくり首は自然に治りますか？

軽度の場合は自然に良くなることもありますが、痛みが続く場合は専門医の診察が必要です。放置すると慢性化のリスクがあります。

ぎっくり首の人がやってはいけないことは？

無理に首を動かしたり、炎症期に熱を加えることは悪化させる恐れがあるため避けてください。急激な動作も禁物です。

ぎっくり首は何科に行けばいいですか？

整形外科や脳神経外科が専門です。痛みが続く場合は早めの受診をおすすめします。当院でも対応可能です。

ぎっくり首と寝違えの違いは？

寝違えは寝る姿勢が原因で起きますが、ぎっくり首は日中の動作がきっかけで急に痛みが出る点が異なります。

ぎっくり首はどのくらいで治りますか？

ほとんどは数日から1週間程度で良くなりますが、症状が長引く時は医師の診察が必要です。適切な治療で回復を早められます。

ぎっくり首の治療法は？

安静、冷却、温熱療法、理学療法や薬物療法が基本です。当院では物理学理論と筋膜理論を軸とした独自の治療法を行います。

ぎっくり首は再発しますか？

姿勢や生活習慣が改善されないと再発することがあります。根本的な原因の改善が重要です。

ぎっくり首の予防法は？

正しい姿勢を保ち、ストレッチや運動を続けることが有効です。日常生活での負担軽減も大切です。

薬や湿布は効果的ですか？

痛みの軽減には一定の効果がありますが、根本治療にはなりません。症状に応じた適切な治療が必要です。

ぎっくり首で仕事を続けてもいいですか？

痛みが強いときは休息が必要ですが、症状が軽減すれば無理のない範囲で仕事も可能です。職場環境の改善も検討しましょう。

ぎっくり首で悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

ぎっくり首が改善されると、朝起きたときの激痛から解放され、首を自由に動かせるようになります。デスクワーク中の痛みがなくなり、車の運転でも後方確認が楽にできるようになります。夜はぐっすり眠れるようになり、趣味のヨガも再開できるでしょう。何より仕事に集中できる環境が整い、充実した毎日を過ごすことができるようになります。

ぎっくり首は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。