反り腰

反り腰とは

反り腰は、骨盤が前に傾き腰椎のカーブが過剰に強まった状態を指します。医学的には「骨盤前傾症候群」と呼ばれ、お尻が後方に突出し下腹部が前に出る特徴的な姿勢です。背骨の自然なS字カーブが崩れ、腰部に持続的な負荷がかかります。

厚生労働省の2022年調査によると、腰痛を自覚する人は人口1,000人あたり102.1人。特に30-50代の女性に多く、推定患者数は約1,800万人に上ります。産後の女性では発症率が通常の2倍以上になることが報告されています。

慢性化すると椎間板ヘルニア（発症率12%）や脊柱管狭窄症（8%）を併発。最悪の場合、腰椎分離症から脊椎すべり症へ進行し、歩行困難や排尿障害を伴う「馬尾症候群」を発症するリスクがあります。

リラクゼーション的なマッサージでは反り腰が根本的に改善することは難しく、繰り返す腰痛や慢性的にの自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

反り腰の原因

開院以来、当院では反り腰でお困りの方が多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、反り腰の原因はひとつではないということです。

反り腰の原因として次のものが挙げられます。

反り腰は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

当院にも反り腰の治療を希望される患者様が数多く来院されますが、同じ反り腰でもその方によって姿勢や筋力、関節可動域や体のバランス、生活環境が全然違います。これらが複合することで問題となり反り腰につながる原因となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。反り腰は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

反り腰を改善するために

まずはあなたの反り腰の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は常に身体全体を俯瞰し、反り腰の原因がどこにあるのかを探ります。

腰部の筋緊張や関節の動きが悪くても、腰だけに注目するのではなく、関連する筋膜や股関節、骨盤の動き、さらには背中や足の筋肉のアンバランスがないかをチェックしていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、痛みの原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で痛みが軽減するのかを確認し、今ある痛みの原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で反り腰が改善する理由

反り腰の改善には現在の身体全体の状態を把握することが最も重要です。外力で負傷した以外の痛みは日常生活動作の動きで作られているからです。身体を構成している骨、筋肉はほぼ左右対称のため、使えている筋肉、使えていない筋肉の差をなくすことで痛みの改善につながります。

当院では身体の変化や波を見逃すことがないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

身体のバランスの見極めをすることで治療箇所を明確にし、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。反り腰は専門家である当院にお任せください

反り腰のQ＆A

反り腰は自然に治りますか？

軽度の反り腰は生活習慣の改善により自然回復する場合もありますが、長期間固定化された反り腰は専門的なアプローチが必要です。根本原因を特定し、適切な施術と生活指導を組み合わせることで効果的な改善が期待できます。

反り腰の人がやってはいけないことは？

腰を過度に反らせる動作や長時間の同一姿勢は避けるべきです。特にハイヒールの常用や腹筋を使わない生活習慣は症状を悪化させます。うつ伏せで寝ることや、腰を反らせるストレッチも控えた方が良いでしょう。

反り腰と腰痛の関係はありますか？

反り腰は腰椎に過度な負担をかけるため、慢性的な腰痛の主要な原因となります。筋肉の緊張や血流悪化により痛みが生じやすくなります。また、神経の圧迫により足のしびれを引き起こすこともあります。

1回の施術でどの程度改善が期待できますか？

1回の施術で姿勢の変化や痛みの軽減を体感される方が多いですが、これは一時的な効果です。根本的な改善には継続的な施術と生活習慣の見直しが必要で、焦らず計画的に取り組むことが大切です。

反り腰で悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体と反り腰は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

反り腰は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。