ストレートネック

肩こりの症例報告

ストレートネックとは

ストレートネックとは、本来緩やかなS字カーブを描いているはずの首の骨（頚椎）がまっすぐになっり、逆に首が前に突き出た状態になる姿勢の異常です。

正常な頚椎カーブは頭部（約4〜5kg）の重さを効率よく支え、首や肩への負担を分散させる重要な役割を果たしています。このカーブが失われると、首の筋肉や靭帯に過度な負担がかかり、様々な不調が生じるようになります。

近年の統計によると、特にデスクワークが主体の職種では20代から40代を中心に増加傾向にあります。女性の方が男性よりも発症率が高いという報告もあります。
スマートフォンの普及とともに若年層での発症も増えており、10代後半からの症例も見られるようになりました。特にIT業界など、長時間のデスクワークを強いられる職種ではより頻度が高いことが分かっています。

ストレートネックを放置すると、次第に症状が悪化し、生活の質を著しく低下させる恐れがあります

さらに頚椎椎間板ヘルニアなど神経系への影響で麻痺や感覚障害を伴うこともあります。

リラクゼーション的なマッサージではストレートネックが根本的に改善することは難しく、慢性的にストレートネックの自覚症状がある場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。

ストレートネックの原因

開院以来、当院にはストレートネックでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ストレートネックの原因はひとつではないということです。

ストレートネックの原因として次のものが挙げられます。

ストレートネックは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、頚部や背部の筋肉や腕の付け根の筋肉が硬結により短縮し巻き肩になりストレートネック状態になります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ストレートネックは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ストレートネックへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

理学療法

効果を実感するまでに時間がかかり、定期的な通院が必要です。また治療者の技術によって効果に差が出やすいという問題があります。

自宅での体操指導も根気よく継続できる人はごくわずかであり、万人向けの対処法とは言えません。

ストレートネックを改善するために

まずはあなたのストレートネックの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は常に身体全体を俯瞰し、ストレートネックの原因がどこにあるのかを探ります。

頚部の筋緊張や関節の動きをチェックし、首の骨の状態だけに注目するのではなく、その姿勢になっていった過程まで調べて改善策を組み立てていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

立位で三つの軸周りのクセをチェックして、痛みの原因となる筋肉や傾きを確認していきます。どの姿勢で痛みが軽減するのかを確認し、今ある痛みの原因を確定していくことで治療箇所を決めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院でストレートネックが改善する理由

ストレートネックの改善には現在の身体全体の状態を把握することが最も重要です。外力で負傷した以外の痛みは日常生活動作の動きで作られているからです。身体を構成している骨、筋肉はほぼ左右対称のため、使えている筋肉、使えていない筋肉の差をなくすことで痛みの改善につながります。

当院では身体の変化や波を見逃すことがないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

身体のバランスの見極めをすることで治療箇所を明確にし、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。ストレートネックは専門家である当院にお任せください

ストレートネックのQ＆A

ストレートネックは自然に治りますか？

残念ながら、原因となる姿勢や生活習慣を改善しない限り、自然治癒は難しいでしょう。悪い姿勢が習慣化している場合、意識的な矯正と適切な治療が必要です。

ストレートネックの人がやってはいけないことは？

長時間同じ姿勢でのスマホ使用や、前かがみのデスクワークは避けるべきです。また、首に過度な負担をかける激しいスポーツや、自己流の首のストレッチも控えた方が良いでしょう。

ストレートネックと頭痛の関係はありますか？

深い関連があります。首の筋肉の緊張が後頭部から頭全体に広がり、緊張型頭痛や片頭痛を引き起こすことがあります。首の治療で頭痛が改善するケースも多く見られます。

ストレートネックの治療にはどのくらいの期間がかかりますか？

症状の程度や期間によって個人差がありますが、通常3〜6ヶ月程度の継続的な治療と自己ケアが必要です。早期発見・早期治療ほど回復は早くなります。

ストレートネックに適した枕の選び方は？

頚椎のカーブをサポートする形状の枕が適しています。横向き寝の場合は肩幅に合わせた高さ、仰向け寝の場合はやや低めの枕が良いでしょう。素材は体圧分散性の良いものがおすすめです。

ストレートネックで悩まされていた皆さまも、当院でバランス整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院のバランス整体とストレートネックの改善は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

正しい姿勢が身につくことで、将来的な頚椎疾患や他の身体不調のリスクを減らすことができます。当院では、物理学理論と筋膜理論を基にした独自の評価法と治療法を用いて、ストレートネックの根本的な改善を目指しています。

ストレートネックは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。